世界観の作り方っても、そもそも世界観ってなんだか分かってる?
そもそも世界観ってなんなのか
あの映画は、ゲームは、あのアーティストは世界観があるねってこの世界観ってなんなんだろう。
なんなく言葉としてもかっこいいし、言った自分、それのことよく分かってる風に聞こえる言葉だけど、自分の中で世界観の定義ってしっかり持ってる人ってどのくらいいるのだろう。
なんでこんなこと考えだしたかっていうと、二つ前の記事でFFのことを書いたから。
その記事の中で、僕はFFは世界観があると言いました。
その世界観をどこから感じたかというと、FF30周年の回顧展に行き、そこで見た設定資料などの細部まで作りこまれた部分から、FFの世界観はこういうところから作られてるんだなと思ったわけです。
つまり、僕の中で、世界観とは、細部まで作りこまれていることが世界観だと言えます。
自分の中の前提を疑うこと
でも、なぜ細部まで作りこまれていることが世界観なのでしょうか。大雑把だったり、適当なモノには世界観は宿らないのでしょうか。
それを自分に問うたときにフリーズしちゃったんですよね。
どうして、細部まで作りこまれていることが世界観があることだと思っていたのか。なぜ、大雑把だったり、適当なモノには世界観を感じないと言えるのか。
正解なんてないと思うんですけど、自分の中にこうだからっていう明確に言えるものがなかったことに気づきました。
自分なりのこうだからって言えるモノに出会う思考の旅を続けてみるのはおもしろいのではないかと。
世界観とはリアリティがあること?
それでこれが今、僕の現在の世界観マップです。
世界観ってなに?という問いに対して、描写が細かい、作りこまれているというのを挙げていますね。
そこから一つ進んで、それはなぜなのか?という問いに対して、俺たちの生きている世界がそもそも細かいから。俺たちの生きている世界と同じくらい細かくないとリアリティを感じないと答えています。
ということは、世界観とはリアリティの追求なのか?という問いが生まれてきました。
ここまでくると、確かに大雑把だったり、適当なモノにはリアリティを感じないから、世界観を感じないよなというのが自分の中で納得がいきますし、描写が細かいとか、作りこまれているものにはリアリティを感じるから、そこから世界観を感じるというのも納得がいきます。
それこそFF7リメイクの映像とか見ましたか?
FF7の映像から比べたら技術も進化してこんなにリアルになっています。
すごいですよね。
技術の進化でVRなども発展して、より僕らの見ている現実世界に近い方へ、リアルな方へと進んでいるように感じます。
僕たち人間は、なぜリアリティのあるものを求めるのでしょうか。
そこにこの思考の旅を深める何かがありそうです。