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君に伐りたい木は無いのか?

まつけんです🐰

今日は就活の振り返り記事です!

就活性の大部分はおそらく「年収」を一番気にすると思います。また、「知名度」や「大企業」という項目も入ってくると思います。これらは、企業選びの際の外的要因になります。

ただ、外的要因に重きを置いた就活をすると、つらい結末になりがちなので、お勧めしません。(思った以上に仕事ができないとか、残業えぐくて体壊すとか…)

人生は一度きりなので、「やりたいこと(内的要因)」で会社を選んでみませんか?


森林伐採の話で例える

基本的に仕事はタスクが与えられ、そのタスクをこなすことでお給料を頂くというシンプルな物だと置き換えてもよいと考えます。

そこで、森林伐採所は「企業」に、森林伐採対象の区域は「業界」に例えます。

森林の一本一本の木は「タスク」であり、会社員が集団あるいは個人で切り倒す対象と例えます。

森を見て木を見ず(こんな言葉はないが)

これは、外的要因のみを見る表現です。

森を見てわかることは

  • 業界の大きさ。

  • 人の多さ。

  • 木を切ったことによる給与。

  • 見栄え。

だと思います。

ただ、その森(業界)特有の木(仕事)を切る(処理する)ことや、他の人との競争させられたり、好きではない仕事かどうかは森を見ただけではわかりません。

自分がその業界の木を切ることができそうか、そして、その木を切る作業が楽しいとおもえますか?

思えるのであれば、それは適職だと思います。

木を見て森を見ず

これは、内的要因のみを見る表現です。

やりたいことだけに全部振りすることもよくないです。

例は、「Youtuberは楽しいし稼げそう」というものです。

確かに、Youtubeで動画を上げて収益を頂くことで成功している方もいらっしゃるので、やりたい木としては生えています。

しかし、参入障壁が低いだけでなく、トップが伸び続けている業界の構造であるため、多少の木を切ったところで、業界全体の木は高く伸び続け、それを切ることができずに挫折することもるでしょう。

森も見ていれば、「難しいかもな」と立ち止まることはできるはずですし、仕事をしながらYoutube活動もできるので、他の選択肢に気が付くこともあります。

以上は、外的要因も内的要因もバランスよく見ようねというお話です。

業界に植林することもできる

内的要因で企業や仕事を選ぶ際に、自分がやりたいことが衰退している業界にあると言って、自身がやりたくない仕事を選択することはよくないと考えます。

それは、業界にあたらしい森林を生やすことのできる人材になるチャンスを秘めているからです。

日本の総合格闘技業界はPRIDEの時代を経て、一度冬の時代に入りました。この時期は業界トップ(と言ってよいのか?)であったPRIDEが消滅し、地上波での放送が週りぃうしたことが大きく影響しました。

2015年にRIZINが設立されたことで、総合格闘技が注目されましたが、当時はPRIDEの時代ほど注目はされていませんでした。

しかし、格闘家の朝倉未来選手は「なんでこんなに面白い総合格闘技が注目されていないんだ?」と疑問を持ち、格闘技の人気を挙げるという課題(植林)を自ら縦、Youtubeの動画を通して総合格闘技への人気が高まったことが大きく影響ました。

また、他の選手や団体も現在の盛り上がりを作ってきました。(あくまで例として朝倉選手を取り上げているだけです。)

現在ではさいたまスーパーアリーナで客席を埋めるほどの人気を戻すことができました。(森林形成)

このように、素朴な疑問を課題として立て、その解決を行った先に業界復活の立役者という肩書を付けることができるのです!

これは、伸び続けている業界では決して体験できないことなんです!

AIを巧みに利用する時代に向けて

AIを巧みに利用できれば、知能労働の半分以上は無くてよい仕事に振り分けられます。

その時代に何が残りそうかはそれぞれの人で意見は違います。

ただ、AIという外的要因で仕事が失われるので、こんな時代こそ、内的要因で仕事を選べば、解雇されても次にどんな職に就くかは自分の意志で決めることができると思います。

おわりに

長文になりましたが、要は「外的要因(お金や知名度など)で道を決めるのではなく、内的要因(自分がやりたいこと)で仕事を選ぶ」という選択肢もあるよということを伝えたかったです。

特に、両者のバランスを取ることで、納得して次のステージに進むことが可能になります。

内的要因で企業の本選考に進めば、何も嘘をつかずに面接を受けられるので、緊張せずに逆にすごい人材であると評価されるかも…?

孔子の言葉にも、「これを知る者はこれを好むものに如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」とあるように、楽しんだもの勝ちなんです。

だから、「内的要因」で選んだ方が楽しめる確率は高いです。そう思いませんか?


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