音の出るおもちゃのスイッチ改造2<たたいてベビードラム>
今回改造する音の出るおもちゃは、・たたいてベビードラム。ネジで開きやすく、中のスペースもゆったり。スイッチ位置も確認しやすく、改造しやすいおもちゃです。薄くて、形も美しく、作りもしっかりしています。星の数も多めです。そのままでも十分楽しめますが、本来の機能(たたいて音が出る)を残しつつスイッチ使いの子どものために改造していきます。
■ 材料
■ 道具
・ドライバーセット
・ワイヤーストリッパー/ニッパー/ラジオペンチ
・テーパリーマ(穴を広げるために)
※ 黒の部分が「背骨くん」です。これがすごく便利で、おもちゃ本体部を固定知るのに役立ちます。熱には弱いので注意。
・ハンダゴテ
・ハンダ
■ 作り方
・ネジを取りボディーを開けます。
・赤丸の部分4箇所にある白コードの根元に極細線の平行線 赤/黒線をハンダ付けしていきます。今回中央の基盤の部分は改造しません。4つの太鼓の演奏をスイッチ接続できるようにします。
・全て同じ手順なので、右側のハンダ付けのみ説明します。写真のように白線の根元に極細線の平行線 赤/黒線をハンダ付けします。極性はありませんので、どちらをどちらししても大丈夫です。線の長さは適当です。青色の底蓋につけるφ3.5ジャック(モノラル・BOX型)へ届く長さにします。長めですと作業しやすい反面、蓋を閉める時に邪魔になります。
・無事全部ハンダ付けが完了しました。
・φ3.5ジャック(モノラル・BOX型)を固定するためにキリで穴を開け、リーマーでジャックの金属部分が通る穴を開けます。ここで開けすぎると留め金まで抜けてしまうので注意してください。
・4箇所全て、φ3.5ジャック(モノラル・BOX型)をつけたら、先ほどハンダ付けした極細線の平行線 赤/黒線の反対側を写真のようにφ3.5ジャック(モノラル・BOX型)にハンダ付けしていきます。極性はないので赤黒どちらをどちらのベロにつけても大丈夫です。中央のベロは使いません。
・無事全部ハンダ付けできました。
・底蓋をしてネジ留めしていきます。極細線の平行線 赤/黒線を蓋の間に挟まないように注意してください。
・完成です!!!
・中央の端のボタンを押すと音楽スタート。それに合わせて、スイッチで太鼓をたたくように演奏できます。しかも音がかなり大きいです。他の楽器の音に負けないボリュームなので他の人とのセッションにもいいかも。音量は大小調整できますが、小さくしてもそれなりの音が・・・。他の小さな丸ボタンは太鼓の音色を変えられます。
■■■ お知らせ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
「バリアフリーみんなの教材図鑑」がnote.comから飛び出し、リアルな冊子になりました!
おかげさまで大反響!(「教材図鑑」皆様の声)
詳しくは教材図鑑問い合わせへ
・認定NPO法人スマイリングホスピタルジャパン ホームページ
・SHJ代表ブログ(総閲覧数11万以上を誇る団体代表のパンチの効いたブログです)
・としけん視機能支援部ホームページ(所属する東京都肢体不自由教育研究会視機能支援部研究協議会のサイトです。「見ることの支援」についての情報をだれでも・どこにいても利用できるように開設しました。)
・筑波大学佐島研究室ホームページ(私が、教育相談をお手伝いしながら学ばせていただいてる研究室です)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■