
ボコボコチェーン
今回は、簡単に作れて使用頻度が高いボコボコチェーンの作り方を紹介します。おもわず引っ張りたくなる心地よい振動。特別支援教育の現場では昔から使われてきた定番中の定番。片手で引っ張る、両手で交互に手たぐり寄せるなど様々な課題設定ができます。
では、いつも通り、材料から。
■ 材料
・タッパー(100均のものでも良いですが、少し高いものの方が素材に粘りがあり長持ちします。また、チェーンを引いた時に蓋が外れにくいです)
・カーテンリング(ダイソーで購入)
・リング(キーホルダーなどに使うリング・チェーンから抜けないように直径10mm未満のものを用意します)。
・ボールチェーン太さ10mm。今回は長さ100mm。子どもや活動に応じて長さは調整して下さい。
■ 道具
・8mmのポンチと台。ボールチェーンの太さより、1mmか2mm小さい径のものを選びます。結構高いので、タッパーぐらいの穴あけなら100均のもので十分です。
・ハンマー
・カッター
■ 作り方
・タッパー蓋中央にポンチをハンマーで叩いて穴を開けます。
・開けた穴の周囲にカッターでスリットを入れていきます。スリットの長さと数でチェーンを引くときの抵抗を調整します。スリット一つ一つが長くなると抵抗が弱まります。スリットの数を多くしても抵抗が弱まります。今回は下のようにしました。
・次にチェーンとリングの接続です。結構細かい作業です。以前は、ボールチェーンのキャッチャーを使っていたのですが、生産中止。そのためこのような方法に変更しました。その後キャッチャーは東急ハンズで見かけるようになったのですが、お値段が高かったです。
・カーテンリングをつけて・・・・・・
・完成です!!!!!必要な道具も少なく、すぐに作れてたくさん使える。ぜひ作ってみて下さい。
■ おまけ
・カーテンリングに写真のようなゴムをつけ、手首に通せば引く時にどうしても手が開いてしまう方にも使えます。カラフルなゴムだと提示の時の注目も良いですよ!
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