スイッチ接続の方法のまとめ「ディスコライトを題材にして」〜第二回 AC電源(コンセント) の場合〜
前回に引き続き、乾電池、USB給電、AC電源(コンセント)の3種類の電源に対応した優れものディスコライトを題材にスイッチ接続の方法をまとめていきます。
2回目の今回は、AC電源(コンセント)の場合です。このディスコライトには、電源アダプターがついていませんので、家にあった12V対応のアダプターを使いました。12Vということで、実はもともと車のシガーライターソケットから電源が取れるように作られているようですがシガーライター用のジャックも付属していません。車でディスコライト回す人がいるのかな?
コンセントの場合は直接本体を改造することは危険なので「リモコンリレー」というものを使用します。このリモコンリレーですが、十数年前には4千円程度で手に入ったのですが廃盤になってしまい、現在広く出回っているものは少し高めですが以下のものになります。
これにジャックをつければ、簡単にスイッチ接続が可能になります。
では早速作っていきましょう。
先ずは、ジャックを作ります。
作り方は、前回の
に詳しく載せてありますのでご参照ください。
あとは、ジャックの反対側の並行線のビニールをむいて「リモコンリレー」の下写真の赤○部分の接点にねじ止めするだけです。極性はないのでどちらの線をどちらの接点につけても大丈夫です。
実際にねじどめしたら下のようになります。断線対策のため下の部分にコードをまとめてあります。
接続の仕方は、リモコンリレーのコンセントを電源にさして、次に本体のコンセントをリモコンリレーにさします。最後に、ジャックにスイッチを接続すればOKです。
スイッチを押してみると
見事成功です。
しかし、これだとスイッチを押している間だけしか光りません(これはどの給電方法でも同じです)。
そこで、支援者にはお馴染みの「ラッチアンドタイマー」という1回スイッチを押すと手を離しても指定時間スイッチが入りっぱなしになるインターフェイスを使用します。
つなぎ方は至って簡単。スイッチと電源リレーの間に接続します。
以下、実際につないだ様子。
手を離していてもディスコライトが点灯しています。
この「ラッチアンドタイマー」、写真のものは大変高価です。そこで、支援者から圧倒的な支持を得ているのが、仙台高専の竹島 久志研究室さんが開発されたKOSENラッチ&タイマーです。値段も手頃でしかも多機能!超おすすめです。
以上、コンセントの場合でした。
次回は、乾電池の場合のスイッチ接続についてまとめます。
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