たかがトレイされどトレイ〜始点と終点をわかりやすく伝える名脇役〜
子どもとの学び合いに教材は欠かせませんが、トレイたちも始点や終点をわかりやすく伝えるという重要な役割を果たします。
「そのトレイどこで買ったの?」ときかれることも多いので、ここにまとめておきます。参考にして頂けたら幸いです。
最初に紹介するのはこちら
名称:キッチン整理 黒 S
購入場所:セリア
寸法:約179×131×45Hmm
目と手の協応課題の定番「円柱差し」や「石けり入れ」の部品を入れて提示するのに最適なトレイです。
黒に背景整理されていて縁の立ち上がりもいい感じ。把持したものからなかなか手を離せない子どもも、トレイの縁に触ってもらい「ここに入れる」を手を通して伝えるとと手がゆっくり開きつかんでいるものを離せたりします。
底に写真のような滑り留めをつけてもグッド👍
次に紹介するのはこちら
名称:木製トレイ黒穴なし
購入場所:セリア
寸法:145×145mm
黒枠立ち上がりが少ないのでノイズが少なく子どもの手が置いてあるものにさっと伸びて行きます。
滑り留めをつける場合は写真のように4mmの厚さの板を木工用ボンドつけて四隅を延長します。
次に缶です。入れた時に良い音がするので一連の動作の終点を示すのにとっても便利です。
一番手は間口の広い四角い缶です。
「『切る』を支える」の回でも大活躍したものです。
抜いたものを特定の場所に入れるような課題に大きな動きで取り組む子どもの手も、間口の広さで受け止めます。この大きさの缶はお煎餅やクッキーの入れ物が多いですね。
次は、少し小さめ目の缶。
「こ舟」というお菓子の缶です。周りのビニールをとればノイズの少ない無地の缶になるのもグッド。
抜いた筒を入れるとある程度高さがあるので良い音がします。レギュラーコーヒーの缶でも代用可能です。
巾着袋の中に入れれば、形のない布に形をつけて子どもが出したり入れたりしやすくできます。
最後は番外編。
名称:積み重ねトレー大・小
購入場所:ダイソー
寸法(約):大 幅15cm×奥行き22cm×高さ2cm
小 幅15cm×奥行き11cm×高さ2cm
物の提示にも縁の高さが低く使いやすそうですが、私は写真のように半実物カードの枠として教室の時間割提示に使っています。
裏に板をホットボンドで貼り付けて、マグネットシートをつければボードにも貼り付きます。
一回り小さなトレイは日付提示用に使ってます。
今回は以上です。
最後までありがとうございました。
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