【随想】 京坂見聞録−③
大阪の“コナモン文化”のコト。
たこ焼き、お好み焼きと1日にふたつ食べたら、もう飽きた。どうも老生は“コナモン体質”ではないらしい。
それは兎も角、関東圏のたこ焼きは芯まで火が通っているが、大阪のたこ焼きは外殻は「カリッ」と焼けているが中身は「トロトロ」のまま。まるで地球型惑星のよう。
「?」
楊枝が2本ついてきた。何の意味があるのだろうと、楊枝1本でたこ焼きを取り上げたら、中身が「トロリ」と流れ出て形が崩れてしまった。「だから楊枝が2本あったのか」と合点した。2本で持ち上げると形が崩れない。
しかし、タコ自体は外殻からはみ出るほど大きい。それは北欧伝説のクラーケンか、はたまたカリブのブルーホールに棲むというルスカのようだったわい。
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