習慣化の本を読んだら、どれも結局同じことを言っていた
3日坊主とは良く言うけれど、
「3日も続くって結構すごいことじゃない!?」
と感じてしまうくらい、私は習慣化が苦手なタイプの人だ。
「これを今度は習慣として取り入れてみよう!」という気だけはいつも満々なのだけれど、いつの間にか習慣づけようとしたことを忘れていることにさえ気づかないままになってしまうという始末になることも多い。
ダイエットにしろ、勉強にしろ、趣味にしろ、何かを続けられなければ得られるものは何もない。
そう思った私は、とにかく習慣化の本をたくさん読んでみることにした。
その中のことを実際に実行に移してみた結果、10個の習慣が、いまのところ毎日1か月以上は続いている。
具体的にいうと、
本を読む、トランポリンを飛ぶ、健康的な朝ごはんを食べる、ヨガをする、顔痩せマッサージを行う、日記を書く、イラストを描く、ウクレレを弾く、デンタルフロスを使う
だ。
こんなに毎日やったら疲れない?自由な時間なくならない?と思われるかもしれないが、一つひとつは時間のかからないものなので、そんなことはない。
これだけのことが習慣化できると自分のことをすごく誇らしく感じるようになり、鬼のように低かった自己肯定感も上がってきた。
これだけ続けられたわけは、実はどの本にも書いてあることはエッセンスはほぼほぼ同じで、実践しやすかったからだ。
これだけ押さえればまず大丈夫!習慣化のエッセンス
①5分で終わる習慣にする
とにかくハードルを下げる、というのが鉄則。
大変であればあるほど続かない。
数日だけ頑張って1時間やるよりも、5分を毎日続けたほうが結果は出る。
②毎日やる
疲れたから今日はいいや…とか、週末はやらないとか例外を作ってしまうと続きにくい。
どうしても無理な日は、5分でなく、10秒でもいいからやる。
③今ある習慣とセットにする
歯を磨く、お風呂に入る、などすでに毎日行っている習慣とセットにして新しく取り入れたい習慣をセットする。
例えば、デンタルフロスを毎日使いたいなら、歯を磨いた後に設定して、歯ブラシ置き場のとなりに置いておくことで忘れにくくなる。
④抵抗となるものをなるべく取り除く
例えば、運動するためにジムに行く、という習慣をつけようとすると、ジムにいくだけで大変なため、続きにくい。
まずは家の中でできる運動からはじめた方が良い。
エッセンスは上記に書いたとおりだが、さらに細かい話や例などが本には書いてあるので、興味を持った方はぜひ読んでいただきたい。
ここでは、特におすすめの3冊を紹介する。
さらに知りたい人へ。習慣化オススメの3冊
①『200万人の「挫折」と「成功」のデータからわかった 継続する技術』
戸田大介(著)
習慣化アプリを作った著者が、シンプルに3つだけにポイントを絞って習慣化の方法を教えてくれる。
ストーリー調になっているのですらすら読め、1時間半もあれば読了できると思うので、とにかく早くエッセンスだけ知りたい人に一番おすすめなのはこの本。
②『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』
ジェームズ・クリアー(著)
様々な研究結果も引用されたりしているため、ちょっと長めの本だけれど、一番体系的に学べるのはこの本。悪い習慣をやめる方法も参考になる。
さすがに世界中で売れているだけあるなぁという感想。
日本語訳でもよみやすい。
※Audibleの聞き放題タイトルもあり
③『「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考』
井上新八(著)
業界では知らない人はいないブックデザイナーの著者。
その忙しい仕事をしながら、数十個もの習慣をこなし、映画館にもほぼ毎日行き、テレビドラマやアニメもほぼ全部観ているという超人的な人。
忙しい中でこんなにもいろんなことができている人がいるなら、自分もまだまだたくさんできそうだな、という刺激ももらえる本。
※Audibleの聞き放題タイトルもあり
習慣化は本当に楽しい。
みなさんにも良い習慣化ライフが訪れますように。