ポリコレをガン無視した作者不詳のキテレツ小説と、スモーキーな島酒の入門編
第三夜・CAOL ILA MOCH
昨年の沖縄撤退時に、持ち帰れなかったものはヤマト運輸に依頼して、自宅まで運んでもらいました。
営んでいたのはBARなので、酒は売るほどあるけれどすべてを持って帰るわけにもいかず、6本だけ選って残りはシンクに流して捨てました。
選抜した6本とも思い入れのあるボトルでして…このまま飲んで「はい、おしまい!」にするのは忍びない。
そこで。
お仲間数人でnoteを運営されている放送作家・高須 浩平氏主催の、【今夜、この服でどんな酒を飲む?】というマガジンがあるのですが…
その企画を、まるっとパクってしまおうというこの企画。
アイデアの盗用については、この場を借りて深くお詫び申し上げますm(_ _)m
今回は、アイラモルトの“カリラ蒸留所”カリラ モッホ。
“カリラ蒸留所”は、1846年にヘクター・ヘンダーソン氏によって創業され、その立地はアイラ海峡をはさんでジュラ島と向かい合ったアイラ島西部に位置します。
財政難のため1852年に売却されると、そのあとも所有者の倒産と蒸留所の買収がくり返され、現在は“タリスカー蒸留所”同様、ディアジオ社の所有となっております。
1974年、建屋の建て替え工事でアイラ島最大級の生産能力となりますが、その大半がジョニー ウォーカーを始めとする他ウイスキーの原酒として利用されているので、シングルモルトとしての知名度はそう高くはないかもしれません。
家畜人ヤプー 幻冬舎アウトロー文庫
『奇譚クラブ』は、1947年に創刊されたサディズム、マゾヒズム、フェティシズムを扱ったカストリ雑誌で、そこに1956年から連載された長編SF、SM小説が沼 正三作“家畜人ヤプー”です。
ただ、この沼 正三なる人物はこの世に実在せず、代理人の天野 哲夫氏(「自分が沼 正三」だとゲロったけれども、その真偽のほどは定かではない)を筆頭に、倉田 卓次氏(本人は、それを否定している)など5名の人物がかかわっている説が有力とされています。
いまだに不明瞭な部分もふくめて、“家畜人ヤプー”は『戦後最大の奇書』だといわれているのですが…
冬の夜長、ホットウイスキー片手に世の中を読む。
すべては、太平洋戦争で負けたのが始まりだった。
2千年後の百太陽帝国イースで、白色人種(主に、アングロサクソン系の英国人)の『人間』、黒色人種の『奴隷』、黄色人種(日本人以外は絶滅)の『家畜』と、白人至上主義のディストピア社会を舞台にした噺は、本当に荒唐無稽なフィクションなのか?いささか疑問を持つのです。
昭和20年、亜米利加からフルボッコにされた大日本帝国の民は、『パイプ咥えた』GHQの支配下で白色人種を崇拝するようマインドコントロールされた結果、非人道的な原子爆弾投下すら批判することなく、今でもメリケン様には尻尾を振りつづけております。
そりゃ…
東洋人とくらべ、女性のおっぱいは天然で『ケタ外れ』のサイズだし、男性の『異次元のチン長』をまざまざと見せつけられると、ぐうの音も出ません。
(デカい=優生の価値観を脳にインプットされ、西洋人にひれ伏させる作戦がまんまと成功)
なので…
敵地アメリカに単身乗り込んで、米国のスポーツカルチャーであるベースボールで大活躍する大谷 翔平選手を熱狂的に応援してしまうのは、『劣等感満載』のヤプーによるひとときの現実逃避なのです。
そんな『負けた賊軍』の末裔ですので、ここでも日本酒拝まずスコッチウイスキーを拝んでたりするのですが…とかく現代社会は、元をたどればカタカナ語のものであふれている。
白色人種はクロマニヨン人(ホモ・サピエンス)を祖先とする一方で、黄色人種はネアンデルタール人(類人猿の一種)の子孫とされていますので、イエローモンキーが欧米文化を真似れば、猿真似として一笑に付されるのは理の当然。
こうして日本人は、これからも蔑まれながらヤプーとして生きていくのでしょう。
地球は金髪碧眼を中心に回っているなどと、KKKじみた話は信じられないですって?
あなたがいま着ているそれ、『洋の服』だから。