【 公開 】 植物工場で、ハチを使って受粉する方法
イチゴなど実をつける植物を植物工場で栽培すると、受粉が問題となります。
受粉には一般的に、人の手による方法か、ハチを使う方法があります。
人の手の場合、耳かきの後ろにある梵天のようなもので、手作業で行うことになりますが、手間がかかり、どの花に受粉したかを把握した上で行わないと、過受粉で奇形の原因にもなり、現実的ではありません。
ハチの場合、閉鎖型環境、特にLEDを利用した栽培環境では、ハチは屋外と同じように受粉せず、受粉は上手く行われないというが通説となっています。
MD-Farmの開発メンバーは、約10年ほど前に、閉鎖型環境で、ハチで安定的に受粉する方法を見出し、それを運用し、実績を積んできました。
その方法は、海外のイチゴ栽培をする植物工場でも利用されている方法となります。
今回、その方法を完全公開します。
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