梅雨前のお散歩|ある土地#14
九州も5月30日に梅雨入りしたのですが、
その直前に撮影していたお花たちを載せていなかった…と思い、いそいそと記事に。
同じ場所でも、先週は見つけられなかった植物が発見できて、やっぱりお散歩にいくと夢中になってしまいます。
さっそくキキョウカタバミが鮮やかに足元を照らしてくれています。
コモチマンネングサもお星様みたいに光っています。
葉っぱはぷっくりしていてかわいい。
たくさんの頑丈な毛に覆われているのはオヤブジラミというくっつき虫の仲間。人や動物にくっついて旅する利口な植物。
くっつけて帰ってくると「この辺でいいですか?」と近所の植え込みに落としておきます。
こっそり咲いていたのがウメモドキ。
この記事の見出し画像の写真です。冬は枯れているのかと思うほど落葉してか細いオーラだったけど、蓄えていたんだね。
これは珍しい形のお花。はじめて見ました。
スイカズラというそう。
よく見ると一箇所に2つのお花がセットになって咲いています。
花の形も5枚の花びらのうち1枚だけ下でベッとベロを出しているみたい。
シロツメクサの名前の由来って、花を乾燥させたもので割れ物を梱包するときの緩衝材として詰められていたからなのだそう。
乾燥させて、たっぷりもこもこシロツメクサで贈り物、してみたくなりました。
歩いていると、赤い実の拾得物。
イチジクみたいな形。
見上げると、カメラのズームを最大にしないと見えないほど高い位置にイヌビワが実っていました。
下見て発見、上見て発見。お散歩はほんとに楽しいですね。
先週満開だったタマツバキも熟したような空気を放って、ミツバチさんが歓喜しているようでした。
どんな荒地でも育つヒメジオンは「開拓者」と呼ばれているそう。
パッとまん丸お目目を開いたような花弁。開拓には一つの目だけでなく、たくさんの目が必要なんだね。
わわっと。
殿様バッタ。ショウリョウバッタやオンブバッタは可愛いのだけど、殿様の迫力には畏れ多くて近寄れないです。
目を凝らさないと見つからないほど小さなアメリカフウロ。
畑の強害と言われているけど、ジャガイモの病気を防ぐ作用もあるのだとかで。ちょうどこの隣にジャガイモを植えているので、幸運?
最後は沢まで降りて発見。
ハナミョウガ。
平地部と沢の方では生えている植物がまた違って面白い。
もう6月。
梅雨にはどんな変化があるのだろう。楽しみだなぁ。
お付き合いありがとうございました!^^
また一緒に行きましょう〜
(つづく)