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知は力なり?

最近、Jim Kwik氏が書いた『LIMITLESS[拡張版] 超・超加速学習: 人生を変える「学び方」の授業』という本を読んでいる。

著者は、幼少期の事故により脳損傷を負い、以降学習困難に悩まされることとなった。成長した彼は、どうしたらより効率的に、より多くのことを、より楽しく学ぶことができるのだろう?というテーマに取り憑かれ、人々の真の能力と脳力を引き出すブレインコーチなる世界的エキスパートになっていった。

まだ読みかけのその著書の中で、学習にまつわる迷信について彼はこう言っている。
「知識は力である」というのはLIEだと。
※ここで言うLIE(嘘)は"Limited Idea Entertained"(内心の制限された考え)の頭文字

かくいう私も、「知識は力なり」の信奉者の一人だった。
もともと、何か新しいこと、知らないことと出会って、知識を得ることは喜びであり、楽しいことだと思っている。
なので、ともするとインプットできた事自体に満足してしまい、その知識を使って何かをすることなく終わってしまうということが、往々にしてある。

想像してみてほしい。企業の研修とかでも、よくあるではないか。
なるほど、そういう考え方があるのか。
ふむふむ、こういう場合にはこうすればよいのか。
あー、有用なことを「聞いた」。余は満足じゃ。
NO!それ、使って!実践して!!
そう。知識があることが大事なのではない。その知識をどう使うかが肝心なのだ。

著者はこう言う。
「知識は力ではない。力となる可能性があるだけだ」と。
すんません。マジ、それっす、、、

最近、自分のテーマの一つが、まさにこれで。
Input×Input→Output。Input<Output
これまでのInputを使って、どう行動するか。
その行動を、どんなOutputにつなげていくか。
得た知識を行動につなげない限り、力にはならない。
んだんだ。

知識✕行動=力
言葉だけでなく、行動で示します。はい。


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