カステラ

長崎に行った。お土産はもちろんカステラ。むしろカステラ以外に何がある、というノリで行った。
お土産売り場はカステラだらけ。
私と夫とそれぞれ食べたいカステラを選んだ。

カステラはあまり保たない。
本場のカステラは原材料が少なく余計なものが入っていない。素晴らしい。
でもなおさら保たない。
2人で消費するなんて無理。

でも大丈夫。
そんなこともあろうかと家族の集まりを旅行の翌日に入れておいた。
持っていってみんなでちょこちょこ食べれば、ちょうど良い量だ。

カステラを順番に広げる。
味の違うカステラが１つと、ノーマルカステラだけど会社が違うのが２つ。
その２つを1切れずつ食べる。
一口でもう甘い。
ふわっとしてるけどずっしりくる甘さ。
ざらめの食感がいいアクセント。

食べ終えて、コーヒーで中和してから、別のを食べ比べ。
卵の感じと、生地の荒さが違うかな？
見た目の黄色の加減も僅かに違う。
でも正直そんなに違いがわからない。
また口の中が甘くなる。

甘いねえ。
カロリーやばいでしょ。

そんな会話をしつつも、目の前の鮮やかな黄色にまた惹かれてしまう。ずるい。

そんな会の翌日に食べた「よりより」。
「唐人巻」とも言われるやつですね。
カステラと正反対の硬さがギャップ。
思いっきり噛まないと割れない。
バリバリと食べれば、甘くないように思えて、小麦の甘さがほんのり香る。
それが優しすぎてクセになった。
甘々よりもツンデレがいいのかもしれないですね。

ちゃんぽん食べたいなあ。