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マネージャーの役割を小学生に伝えよう。

こんにちは、Soft Drinkというメンズビューティーに特化したプロダクションを経営しております、松倉と申します。

今回ご縁あって、マネジメント Advent Calendar 2021に参加させていただいております。

何だかみなさんとっっっても素敵なことを書かれていて、それをまとめただけでも素敵なコンテンツになりそうなので、「(お、そうするか?ぶっちゃけそれって楽じゃね?)」なんて自身の強さも露呈しましたが、主催者に怒られそうなので、ちゃんと自分の言葉で書きます。

【1】 超簡単な自己紹介(省略版)

こいつ急に現れて誰やねん!主催者に喧嘩売ってるやん!

という素敵なお声も頂きそうなので、簡単に自己紹介を。

以上です。





・・・・はい、ちゃんと書きます。

▼自己紹介
名前:松倉寛之(1986年12月生まれの34歳)
趣味:大好きな仲間と時間を忘れて美味しいご飯とお酒を嗜むこと
出身:宮城県大崎市

▼キャリア
2010年4月 :新卒でトレンダーズ入社/営業配属
2012年10月:東証マザーズ上場
2013年4月 :マネージャー就任
2015年10月:ゼネラルマネージャー就任(最年少)
2016年4月 :執行役員就任/営業統括(最年少/新卒初)
2018年4月 :コンテンツクリエイティブ部門統括(兼任)
2020年4月 :新規領域へ異動

新卒で入社したトレンダーズで丸12年。(いまもいるよ!)

ざっくり、
・ブランド領域の法人営業(ナショクラメイン)
・組織開発/組織運営(5人→40人規模)
・新規営業部隊の立ち上げ/仕組み化/KPI創り
・コンテンツクリエイティブ領域の事業開発
・人事評価制度作り
・組織文化の醸成
・新卒採用/中途採用/教育・研修周り

などなど、行ってきました。

結論、「人と関わる仕事が好きで、人の変化に立ち会う瞬間、そして人のココロを動かすこと」に、猛烈な感動を覚えます。

そう言った、変な癖を持っていますので、共感する方は、こちらにDMをお願いします。すぐ飲みいきましょう。

松倉寛之 @ Soft Drink | メンズ美容


今回のテーマにある「マネジメント」については、新卒4年目でマネージャーに就任してから、約10年間、人と、組織と向き合ってきたので、多少の持論と、できることはあるのかな、なんて思っています。

ということで、このコンテンツもまだまだ長くなる(いや、絶対そうでしょ。また運営者から、「松倉さん、来月もよろしくね♡」とかくるでしょ、絶対。なんだよハートって。うれしいじゃねーか)と勝手に思ったので、

今回は「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」というタイトルで・・・・・

書こうとしたら早速著作権引っかかったので、「マネージャーの役割を小学生に伝えよう」ということで、書いてみたいと思います。


【2】 そもそもマネジメントってなに?

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マネジメントとは資料の通り、「組織に成果を上げさせるための道具、機能、機関」と定義されます。

はい、この時点で100名いた小学生は半分に減ります。

アカデミックな組織論やマネジメント論を突きつめようとしない限りは、正直ここの定義は覚えなくてもいいし、どうでもいいと思ってます。

それよりも大切なことは、「マネジメントって何のためにあるのか?」という目的部分。

結論、マネジメントの目的は、「組織成果を残すこと」で、これ以上でも以下でもなく、逆にこれが抜けると、単なる部活の先輩・後輩の関係から抜け出せなくワナにはまります。

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ゆえにマネジメント力とは、「個人の大きな成果よりも、組織を率いてより大きな成果を残すことができる力」だと、自身では定義しています。

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マネジメント力の大切な要素はたくさんありますが、「誰をマネージャーにするか?」という議論は、組織運営上、そして組織の拡大期には欠かせない議論になります。

昔々の話ですが、サイバーエージェントの藤田さんが、「管理職としてふさわしい人」という議論で、人格と実績、どちらを優先すべきか?という記事がありました。

人格劣る稼ぎ頭は、出世させるべきか

結論、人格が伴っていないと、いくら成果を出している人材を管理職に登用したとしても、短期的な成果は残せるが、中長期的には組織破壊を生む。なので管理職には人格を優先すべき、という内容のものでした。

個人的には、「人格」=「スタンス」と捉えていて、それは、

①そもそも組織にコミットメントできるか?
②そもそも人が好きか?
③結果、人として好かれているか?


上記3点が、管理職(マネージャー)を選定する大前提だと考えています。

マネージャーの身に着けるスキル・能力はたくさんありますが、まずは前提として上記3つがある。

その上で、下記にあるようなスキルを身につけ、またその上で、「メッセージ力する力」を習得していくのが、マネージャーのざっくりしたステップだと思います。

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よくありがちなのが、この順番(フロー)を踏まず、就任時にいきなり、

「未来を描かせないとメンバーはついてこない」
「視点を上げさせるのがマネージャーの役割だ」


みたいなことを話す会社の話をよく聞きますが、そんなのできるわけありません。

というか、そこを教え、育てていくのが経営陣の役割なので、「なかなか管理職が育たない」という課題がありましたら、今すぐこちらまで、ご連絡くださいませ。

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※注※
・私には1銭も入りません
・コーヒー程度は代表に買っていただこうと思います


【3】 メンバーマネジメントの重要要素とは?

最後に、メンバーマネジメントの基礎編として、意識していることを5つお伝えして、終えたいと思います。


1)まずは、憧れられる存在になる

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どうしてもマネージャーのなりたての頃は、「ちゃんと教えないと」「ちゃんと指示をしないと」なんて思いがちですが、

最初の頃は、”圧倒的な成果”、もしくは”ここはこの人に絶対に勝てない”部分を、結果として出すことが最優先です。

マネジメント手腕はあとからでもつけられるので、メンバーを持ったばかりの新人マネージャーは、圧倒的な個人成果にこだわることは大前提。その上で、少しずつチーム成果を求めていければ良いと思います。


2)その上で、支えたくなる存在になる

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当然、いつまでたっても個人プレーばかり続けていると、組織成果に限界がくるので、どこかのタイミングで権限移譲が必要になります。そこで松倉が実践してきたコツが、

「ごめん!これ俺できない・・・お願いできる?(てへぺろっ※古)」

です。

「ちょ、ちょまてよ!昨日までめちゃやってたやん!てかできてたやん!なんで急に・・ちょ、おい!!」

そう、メンバーにそう言わせるのです。

権限移譲したら、もう口を出さない。

それでトラブっても、メンバーを責めずに、全ての責任を自分が取る。

このループがうまく回ってくると、

「うちのマネージャー、まじ何もできないんすよね。でもなんもできないから、支えたくなるというか。僕らメンバーがいないと、あの人なんもできないんで。」

という声が聞かれるようになってきます。

内心、とても寂しいし憤りを感じるし反発したくなるし(今でもそうですが)、マネージャーとして一皮むけるためにはみんな通る道なので、ぜひこの感覚を味わってみてください!

3)脱・「何で?マネジメント」

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あるあるですが、よく新任マネージャーから聞くのが、

「何でこうなったの?」
「何でできなかったの?」

というトーク。もしそう聞かれたら、

「いや知らなかっただけですよ。しかもまだそんな能力もスキルもないし、普通できなくないですか?理由なんてないですよ。というか”何でマネジメントはよくない”って、この記事を見ました。」

という回答をして、このnoteを上長に送ってあげましょう。きっと怒りの矛先が僕に向くので、数日間は逃れられます。


その子がなぜできなかったのかを考えるのは、上司の責任。それをメンバーに問うのは半ば業務放棄なので、絶対に、今すぐやめましょう。

※写真は、懐かしのHysteric Blue(ヒステリック・ブルー)「なぜ…」です。知っている方は間違いなく仲良くなれるので、ご連絡ください。今すぐカラオケに行きましょう。

4)メンバーもクライアントも同じ

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toB領域が長いので、どうしてもクライアント目線になってしまい恐縮ですが、よくあるのが、上長とメンバーとの面談の際、メンバーはあらかじめ余裕を持って待っているのに、バタバタと面談が始まり、

「ごめんねーばたばたしてて!今日ってあれだよね、振り返りだよね?」

というシーン。もしそのシーンに出くわしたら、

「タイムマネジメント、できてますか?時間は守りましょうって、小学生の時に教わりませんでした?」

そう伝えてあげましょう。きっと、すぐに面談の温度が上がりますが、その際は電波障害ということで、そっとZOOMの退出ボタンを押しましょう。


なかなかメンバーとの面談に事前準備をできるマネージャーも少ないので、面談開始前、3分でも5分でも深呼吸をして、何を話したいかをまとめてから面談に入ると、だいぶその成果が変わります。

もしバタバタしてしまった時でも、「ごめん、3分だけ待てる?」と連絡をすれば、大事な面談の会話の濃度を上げられます。これはなかなか実践できてないマネージャーも多いですが、費用対効果が大きい時間になるので、ぜひおすすめします。

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5)メンバーの人生の責任をとれるか

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最後はここに尽きるかなと。どんなことがあっても、メンバーの可能性を諦めない。

上司がメンバーの可能性をあきらめた時点で、そのメンバーの成長は止まり、組織の成長も止まり、当然自身の成長も止まります。

難しいメンバーと一緒に仕事をするときこそ、前向きに、ポジティブに、そのメンバーの可能性を信じてあげる。

そして何かあった時には、「お前なら大丈夫。何かあったら俺が何とかするから。」の一言で十分です。



ということで、何だかつらつらと書いてみましたが、やっぱりマネジメントという役割は面白いですね。引き続きみなさんのマネジメントトークも楽しみにしております!

定期的にマネジメントのことも発信しておりますので、よろしければこちらもぜひおねがいします!

【Twitter】松倉寛之 @ Soft Drink | メンズ美容



次回は実践編書こうと思いますので、今後ともよろしくお願いします!

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