見出し画像

「季節と科学についての記事」シェア

本日は「あっ、これいい」とおもった記事のシェアです。

ぼんやり「オススメ記事」を眺めていたら、「旧暦の真相」というタイトルが。
暦に関する発見の記事や日記や記録は個人的に大好きなので、どんな記事かな?と思って開いたら、

SNSインタビュアーさんが、私の好きな暦系アカウントのひとつ、「ツキとタイヨウと暦」さんにインタビューされたとのこと!

「ツキとタイヨウと暦」さんはTwitterでシンプルに天体の変化や季節の変化を伝えておられるのがとても好きなアカウントです。

暦関係のアカウントをいろいろとチェックしてみるとそれぞれ雰囲気が様々で、文化的というか情緒的な雰囲気だったり、今は行われなくなった風習を思い起こしたり、過ぎ去りし日々に思いを馳せたり、占いをメインに載せたり、記念日を網羅したりとバリエーション豊か。

その中で、「ツキとタイヨウと暦」さんも言葉の意味や季節のお話はされるのですが、一方で淡々と日の出や日没、月の位相、を伝えているのがとても印象的なのです。フラットなデザインもとてもいい…

そしてシェア記事のインタビューにもあるように、暦というのは元来、非常に科学的なもの。
ただの(というのも変ですが)天体の動きや自然現象に、人間たちが勝手に思いを乗っけているに過ぎないのだと私は思っています。

科学が発展する前の時代で、現代から見ると迷信のように思えるものが暦の中に存在するのも、行動の指針として、世界をや自分を捉えるすべがそれしかなかったからなのかな、と感じます。

そういった理系・文系の両極みたいなものを併せ持つのが暦の大変おもしろいところでありまして、大好きな部分です。

インタビューにもあった旧暦にたいする誤解に関しては、以前、他の暦系の方も「二十四節気は旧暦である、という勘違いがある」とおっしゃっていて、昔から風習の中に入り込んでいるものだけに無理もないのかもしれないなと感じます。
さらには「旧暦は月(のみで作られる)の暦である」という誤解も見かけます。(太陽を回る一年を考えず月の満ち欠けの周期×12ヶ月で作られる暦を太陰暦といいますが、これを今も利用しているところで有名なのはイスラム教ですね)

どうしてそのような勘違いがうまれるのか?というのを想像するに「今は一般的でなくなったものへの憧れ・郷愁」のようなものなのかな〜と思ったりします。

先日参加したカレンダーのフォーラムでも「旧暦ブームが続いている」という話があったのですが、「忙しい現代で、きっと昔あったはずの、豊かな季節感を自分も体験してみたい」という気持ちがあるのかな。
どうでしょうか。


非常におもしろいインタビューでしたので、「二十四節気や七十二候は「旧暦」なのか」という疑問を持った方はぜひご覧になってみてくださいね。



最後までお読みいただきありがとうございました! 趣味の暦活動です。スキやシェアやコメントやフォローなど、とても励みになります。