病院業務通達17 『ゼロベースでの再考=無駄の発見』
⑴ 井水浄化プラント工事開始について
計画予定通り平成9年10月22日より工事を開始しました。
場所は、訪問看護ステーション『〇〇〇〇〇』と〇〇〇〇薬局の間です。工事は11月30日まで行う予定ですので、この場所の周囲に車の駐車を行わないようお願いします。
⑵ オンデマンドコントローラーの取り扱いについて オンデマンドコントローラーは電気使用量の上限設定によって、使用量を抑制することができる節電機器ですが、突然電気が切れてしまい、使用中の医療機器に対して患者さんに及ぼす影響が危惧されています。
使い勝手の悪いオンデマンドコントローラー機器の設定を解除しました結果、月当たり32万円電気料金が上昇してしまい、当院では使用量の多い月に165万円、年間で1780万円支払うことになりました。
月当たり32万円電気料金が上昇しても尚、無駄と必要の境目を間違えないようにしっかりと判断した結果、以下の処理といたしました。 負の遺物としてのオンデマンドコントローラー機器は、無駄な固定費を抑制するため早期にリースアップします。 かねてより節電を含めて節約を徹底していただくようお願いしていますが、今後も気を許すことなく続けてください。すべての支出は、ゼロベースで再検討し、過去の遺物において無駄なものは逐一再考し再構築していきます。過去の遺物には、精査された上に導入されたものが少なく、目の前の思い付きで実施されたものが非常に多いです。
⑶ トイレの一部工事について
各病棟の男子便器に自動流水機を取り付けます。洗浄して臭いを出来るだけ押さえ、細菌の増殖を抑制する薬剤の充填を行います。
二カ月に1回の割合で保守管理に業者が来ますが、故意以外の破損や故障については直ちに対応しますので、連絡は管理事務部の〇〇まで申し出てください。
⑷ 清掃について
今まで委託業者との契約上はっきりしていない清掃範囲を決め、エアコンフィルターの清掃も年間契約をしました。
清掃やゴミ集めの基本は各部署の職員が責任を持って行うこととします。外部委託の業務は契約範囲があります。 『清潔の維持』として自分の部署は自分で行うことにあります。
これを使用者責任の原則とします。
⑸ 人間ドックと健診について
身近の方や知人友人にパンフレットを配布して頂きたいと思いますのでよろしくお願いします。後日臨床検査室より配布しますが、必要な方は差し上げますので臨床検査室にご連絡ください。
職員の健診は年間2回実施していますので必ず受健してください。
医療監視対象事項ですので実施されない方は受健免除申出書の提出による医師の許可が必要です。
⑹ 緊急災害時連絡網の作成 各部署の所属長は部下の住所・氏名・連絡先電話番号について名簿作成し把握をすると共に緊急・災害時の連絡として夜勤者や夜間当直者が把握できるようにしてください。緊急時及び災害時のみの使用として、取扱注意とします。