解放へ向かう、ふつうの週末日記
2023年8月6日(日)🌖19.4 ☀️4:52-18:41
24:大暑 72:大雨時行(たいうときどきにふる)
画像は、かなり前に「最後の未踏大物喫茶店」といって訪れた神田・エース。
のりトースト200円、安すぎて申し訳なくなる。
普通の日記が書きたいのだ。
無限に眠れるこのごろ。夜日記を書こうにも眠くて仕方がない。
金曜の夜は久しぶりに飲み会などがない夫と仕事帰りに合流し、多摩川のそばで回転寿司を食べた。安いやつ。でも炙り中心に食べれば美味しい。最後にマンゴーパフェも食べてしまった。重かったが欲していたものなので満足。清泉寮から戻ってくるなり仕事がとても忙しかったので、何度も「ハーッ」「フーッ」と息を吐きながら食べた。
真夏のピークが去った、と思いたい。これを書いている今も雨上がりだ。
さあ、週末はゴロゴロしながら、何にもしないで、こっちにころがれば猫、あっちに転がれば本、くらいの感じで過ごすのを夢見るのだが、いざ土日になれば朝から洗濯にアイロンがけ、風呂そうじ、トイレそうじ、猫のトイレそうじと動きっぱなしだ。
よく、週末に山の別宅に家族で行くようなライフスタイルの人がいるが、あの人たちって、週末の家事はどうしているんだろう?
きのうの夕飯は生姜焼き。そしてはじめて買った満願寺とうがらしと、野辺山で買ったしいたけを焼く。どっちも夫が好きなタイプの野菜ではない。が、それでいい。どちらも生姜焼きに添える。料理は自分のために果敢にいくのだ。野菜は焼くだけがいちばん美味しいと思う。ラクだし。
あと、最近味噌汁は作らず、代わりにほとんど冷奴になっている。塩昆布と大葉と胡麻油。男前豆腐だったのでやや濃厚。もっと安いあっさりした豆腐でよかったかも。キムチとかのせてみたい。
ぬか漬けの茄子を取り出してみたら、案外中のほうが漬かっていなかった。タッパーに入れて浅漬けの素をぶっかける。持っててよかった浅漬けの素。
料理を作り終えて夕暮れどき、何か書きたいような気がしながらも、先に風呂に入ることを選ぶ。すると夫が帰ってきて女子サッカーを見始めたので、風呂からあがって早々に夕飯。
じゃあ食べてさっさと片付けてパソコンに向かうか、と思っていたがそんな気がおきるわけもなく、洗い物を終えると読書すらできず、せめてと瞑想のかわりに綿本彰先生のヨガニドラをやっていたら、10分で就寝。たぶんまだ9時台だった。うーむ。
朝、たっぷりたっぷり眠ったな、と思って時計を見たら6時。もう少し寝たい気もするが8時間半くらいはとっくに眠っているので起きる。ベッドの上で10分瞑想。えらい。
コーヒーを淹れ、麦茶を入れ、アイスティーを入れ、猫の水を全部かえ、いったいひと朝にブリタで何度水を濾過するのだろう。私たちは水でできている。
のんびりしたいが、午前中からちょっとスーパーへ買い物。
車の運転ができるようになってからというもの(もうできるようになったことにしている)、道を走っている車をただ見るのが面白い。道を見るのが面白い。10年以上も横断歩道しか見ていなかった駅前の道に、突然血が通い出したかのようだ。
今日はこれから映画『ドキュメント・サニーデイサービス』を観に渋谷へ行く予定。本当はサービスデーの平日昼間にでも観たかったのだが、上映期間が長くなるほどに見づらい時間に押し出されていくのだね、映画をめったに観ないので知らなかった。いま平日は朝から、土日は夜しか上映していない。今日は帰りが遅くなるので、明日の朝が心配だ。が、おそらくこれ以上待っても、見やすい時間に上映はされないだろう。せっかくだから展示のある渋谷で観たいし。
映画の前にどこかへ立ち寄ろうかと思ったが、googleマップの渋谷あたりをじっと見つめても、行きたい喫茶店はない。サニーデイと渋谷は切っても切れないと思うのだが、あの90年代、ときめきながら歩いた渋谷と、好きだった喫茶店はもうほとんどない。3・4もないし、Paris Coffeeもないし、パルコPart3のアフタヌーンティールームもない。残っているいくつかの店も、若者がずっと映え写真を撮っているのだろう。あの時代を生き抜いて、世界はブラッシュアップされているはずが、たどり着く先はドトールかスタバだなんて、なんだか悲しいね。あ、ケニヤンがあるか。