【間借りカレー屋開業メモ #01】 「カレーちゃんkitchen」というお店をはじめたよ(開業までのあらすじ)
夫が、「会社を辞めて、カレー屋をやりたい!」と決めた。
夫は札幌大通エリアで、サラリーマン向けのランチ食堂 兼 居酒屋の店長的なことをしていて、月に一度だけ狸小路付近に「月曜日のカレーちゃん」という間借りカレー屋をやっていた。
これまでは「自分でお店を持つこと」を特に目標として掲げていた訳ではなかったのだが、雇われて働いていた職場での働き方などに悩みがあり、一方「月曜日のカレーちゃん」は毎度盛況だったので、自分の好きなカレーを出しつつ、働き方にも自由度を保ちたいという理由で、平日ランチの時間帯を間借りさせてもらえるお店で、間借りカレー屋をオープンすることとなった。
夫は飲食業にとても適性がある(キッチンもホールもメニュー開発もできる)のだが、飲食業は夜間や土日営業するところがほとんど。私が育児に向いてなく、メインで仕事をさせてもらっていることもあり、我々の間で、夫の方は残業しない&土日休める働き方がよさそう、という認識だったため、開業という挑戦をしてみようということになった。
息子(2歳)を保育園に預けている間に働けるような時間帯=仕事の昼休みに使えるランチ営業メインで、休みも融通がそこそこ効くもの。
札幌駅と道庁の間くらいの場所で「VyPass.」(バイパス)というライブハウスバーが昨年4月にオープンした。ここは私の知人が経営しており、ロゴも私がデザインしたというつながりがある。このお店で平日ランチの時間帯、カレー屋で間借り営業できるか聞いたみたところ許可がおりたのでこちらで行うことに。
平日ランチのお店は「カレーちゃんkitchen」と決め、ここで出すカレーをじっくり考案した。
平日ランチで通っても毎日飽きずに食べられる牛すじカレーと、「月曜日のカレーちゃん」でも人気のスパイシーなチキンカレーのあいがけを試作。
カレーはこんな感じでOKそうだし、営業時のオペレーションも試してみて問題なく、これでもう4月にはオープンする!となったので、4月8日にプレオープンした。
特に大きな問題はなく初日終了したのだけれど、いまある大きな課題が、お店の認知度!
というのも、立地的に札幌駅と道庁の間くらいで歩ける距離にサラリーマンはたくさんいるものの、ちょうど人通りの少ない通りに面していてなかなかお店自体を見つけてもらえないのだ。
私はデザイナー経験があり、いまはマーケティングの仕事をしているので、お店のSNS更新やチラシなどのデザインをしたり、PRについても考えてはいたが、そもそも飲食店の宣伝というものに全く馴染みない人生だったので、「どこまで、どのくらい、どうやって宣伝するべき?」という部分で二の足を踏んでしまい、オープンまでに完全な宣伝が出来ず仕舞いになってしまった。
さて、ここからお店の宣伝・マーケティングについてどうやっていこう、こんなことをしてみた、これくらい効果があった、ということを少しか誰かの役に立ったらいいなと思い、記録していってみます。
カレーちゃんkitchen
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