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孤独な老人の新年度の抱負
2025年の元旦である。
ひとりで迎える3回目の正月である。
正月の準備も一切なく、正月らしい飾り付けもなく、食事もいつもと変わらない。
10月下旬に転倒による怪我、11月の下旬には右足脹脛の肉離れを起こしてから、腫れと痛みがひかなかったこともあって散歩をしないどころか、買い物のための外出も控えていた。
新年だということもあり、また、日中は風もなく、ぽかぽかと暖かったので、本当に久しぶりに散歩に出かけた。
※写真は、今から10年ほど前の夏のダブリンである。スコットランドの首都ダブリンである。ほぼ同じ季節の写真なのに、人吉とダブリンでは全然違うのにびっくりする。
正月なので、今年の抱負を少しだけ述べたい。
noteを書くこと
定年と同時に彼女の看護と介護生活が始まったが、数ヶ月経った頃、どういう経緯か忘れたが、息子からnoteを書くことを強く勧められて始めたという記憶がある。看護も介護もワンオペで大変だったが、その時間を縫って何とか週2本は書こうと思って頑張っていた。
彼女がアップされたnoteの原稿を楽しみにしてくれていたことも、書き続けるモチベーションになっていた。
noteを書き始めて2ヶ月余の8月中旬に彼女が亡くなった。それまでは滅茶苦茶忙しく寝る時間も十分にとれないほどだったのに、何とかやりくりして原稿を書いていた。
彼女が亡くなって時間はたっぷりあるのに、まったくnoteに書く気力が無くなってしまった。
一昨年(2023年)は数本、昨年(2024年)は、年末も残すところ5日という時になってようやく5本書いただけである。
2022年の初心で書いたように、本年度の抱負は、noteに書き始めた時と同じように、何とか週2本の原稿をアップすることである。週2本を書いたら、年間で100本になる。それだけでもワタシにとっては、すごいことである。
頭脳の劣化を防ぐためにも書かねばと言い聞かせている。
ダイエット
この2年半弱、彼女の不在に心が追いつかず、ジャンクフードを食べながらYouTubeをだらだらと見続けるという、自堕落な生活を続けてきた。
太った。
その結果は、10kg以上の体重増加である。
自分の人生で今が一番太っているし、会う人ごと「太りましたね」と言われる始末である。
外出もせずジャージ姿で一日中家でゴロゴロしてきたことの結果である。
家にただ一人、じっとしている生活をしている限りは何の問題もない。だが、社会生活を営むには、腹回りの肉がついてきたのは困った問題である。
腹回りに肉がつきすぎて、スーツがまったく着れないのだ。スラックスのホックがとめられない。ジーンズもほとんど履けなくなった。
今年の2月からサロン(勉強会)を開催するために、熊本県の人吉市に帰る。それまでには腹回りの肉を落としてジーンズが履けるようにしないとまずい。
今更新しいジーンズを買う気にはなれない。経済合理性に反する。持っているスーツやジーンズが履けるようにすることが、今年の至上命題である。
ピンピンコロリ
見かけがだらしない体になっただけでなく、筋力、特に足腰の筋肉が落ちたのを感じる。それが転倒や肉離れに繋がったのだと思う。転倒は寝たきりにつながると言われている。
介護してくれる人は誰もいない。一人で生き、一人で死んでいくしかない。だから、とにかくピンピンコロリを目指すしかない。迷惑をかけないで死ぬこと、死ぬまでは自活できることを目指さないとまずいと思っている。
ピンピンコロリは、これからこの世を去るまでの私の新年の抱負である。