中学受験算数の正しい勉強法-「わかる」と「解ける」はちがう
算数が苦手な子の多くは共通点があります。それは、平たく言えば「演習不足」。もっと言うと、「わかったつもり」で良しとしているのです。
ただ、本人はわかった「つもり」ではなく「完璧!わかった!」「理解できた!」と言い張ります笑。
しかし実際は、まだまだ不十分な場合が多いんですよね。
算数に限らず勉強の基本は「×」を「○」に変えること。
そのために何が必要かということですね。
要は、
「次似たような問題が出た時にスラスラ手が動き、完璧に正解できる」
これができてはじめてやり直しがしっかりできた状態と言えるのです。
ただ、小学4〜6年生くらいの子どもがこれを自分でやり直しをして判断できるかと言うとなかなか難しいと思います。
そこで、親御さんや塾の先生がしっかりと理解が定着しているか確認してあげることが重要だと思います。
"中学受験は親の協力が必要"とよく見聞きすると思いますが、その理由はこういったところにあります。
では、具体的な正しいやり直しの仕方はどのようにすれば良いのか?
それはとにかく
①まず解説を見て理解する=「わかる」
②再度同じ問題を解きなおす=「解ける」
この2つを徹底して繰り返すことです。
解きなおしのタイミングとしては、1日〜2日くらい間隔を空けてからやるとより良いです。
中学受験は算数が合否の大きなカギとなります。算数において、「わかる」と「解ける」はちがうということを理解した上で取り組んでみてください。
参考にしていただけましたら幸いです。