“み・は・じ”は数学なんかじゃない
ご覧いただきありがとうございます。
今回は、比例・反比例の問題の中でも「道のり」「速さ」「時間」の関係についての問題を扱います。
いわゆる「み(き)・は・じ」ですね。
文章題とはいえ、前回扱った問題に比べて考える量が少ないため、サクッと要点をまとめて説明していきますので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
“み・は・じ”の攻略法
▷ 「道のり」「速さ」「時間」の関係式をつくる
この単元に登場するのは「道のり」「速さ」「時間」の3つだけです。
なので、これら3つの関係を表す式をつくれるようにしましょう。
画像の左の図を見たことがありますか?
学校や塾で説明された人も中にはいると思いますが、そんな人もここで使い方を振り返ってみましょう。
使い方はこれだけです。
画像の図の中には「み」「は」「じ」の他に、「×」と「÷」があると思います。
要はその通りに計算すれば良いということです。
例えば、「道のり」が求めたかったら
このように「み」を隠せば式が浮かび上がってきます。
ということで、「道のり」を求める式は
となります。
また、「速さ」が求めたい場合も同じようなステップで
となります。
「時間」の場合も全く同じです。
▷ 問題を解くとき
では実際に問題を解くときですが、やる作業は大きく分けて1つだけです。
それは
です。
ただし、扱いに慣れるまでは、式に代入する前に「道のり」「速さ」「時間」を整理しましょう。
とは言えとてもシンプルで単純明快な解法ですよね。
まるで理科の計算問題のようです。
慣れてしまえばサービス問題同然なので、しっかりと演習を繰り返していきましょう。
関数実践講座 第2講 “み・は・じ”の文章題
今回の演習プリントと解答解説になります。
いつも通り過程を「考え方」の欄に残し、きちんと振り返りをしましょう。