信じる葦
ピアノの弾き語り曲、目下編曲中。
そのうち録りたいなあ。
詞・曲 燐寸法師
信じる葦
いのちってさ
はじめっから 暴力だよね
母のお腹を 傷つけて
他のいのちを むさぼって
人間ってさ
どんないのちより 脆弱だよね
自分の悪に 気づけるから
賢すぎるから 壊れるんだ
それでも それでも
生きてゆけるのは
抱かれたことが あるからさ
いびつな汚れた いのちのままで
抱かれたことが あるからさ
人間ってさ
はじめっから 絶望だよね
終わりが来るって 知ってるから
失いたくなくて 奪うんだ
それでも それでも
与え合うのは
もらったバトンが あるからさ
もう誰も泣かずにすむゴールへと
つなぐバトンが あるからさ
考えれば 考えるほど
怖い 虚しい 後ろめたいんだ
ぼくら 惨めな
ひとくきの 葦のよう
それでも それでも
生きてゆけるのは
あなたが「生きて」と言うからさ
あなたを信じる すべての葦に
光をどうか与えたまえ
そうして そうして
生きてゆくのは
誰かを抱いてゆくためさ
弱くて惨めなぼくのままで
誰かを抱いてゆくためさ
誰かを抱いてゆくためさ
誰かを抱いてゆくためさ
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