勉強しない日本人
あなたは、本を読んだり自己成長のために時間を使っていますか?
仕事に満足していないと感じつつ何か行動できてますか?
パーソル総合研究所 「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」という2022年11月8日に発表された調査があります。
この調査で、日本人の半分以上が仕事外で読書や副業、資格取得のための学習・自己啓発を行っていないということが明らかになりました。
ただ逆に言えば、少しでも勉強すれば日本人の上位50%に食い込めるとも言えそうです。
だからみなさん自己研鑽しましょう!勉強しましょう!
ということを伝えたい記事です!
こんな記事に時間を割いてくださっているみなさんは、すでに毎日勉強している意識の高い人たちかも?
■ダントツで勉強しない日本人
これは、先ほどのグラフの元となっている表で、どんな学習や自己啓発活動をしているか、の結果も表しているものです。
世界と比べて圧倒的かつダントツで勉強しない日本人。
しかし、これはポジティブに捉えると、読書や勉強などを少しでもすれば日本人の中では上位50%以上に入るとも言えます。
つまり、寝る前に30分だけでも読書をするだけで、日本の中では頭ひとつ抜けた存在になれる可能性が高い?
とも捉えられそうです。
パーソル総合研究所 「グローバル就業実態・成長意識調査(2022年)」から、「勤続意向と転職意向」を調査したものもあります。
■会社には満足してないけど、何もしない日本人
日本は、現在の勤務先で働き続けたい割合は56.0%で18カ国・地域の中で最も低い。
しかし、転職意向や独立・起業意向も2割代と低い数値です。
継続就業意向
転職意向
独立・起業意向
つまり、ここまでのデータを振り返ってみると
「今の会社にずっといるのは嫌だ」と思いつつ、転職や独立・起業をする勇気もない。
加えて、何か勉強したり自己成長のための行動をするわけでもない。
これが今の日本人の実態と読み取れそうです。
これは悲しい現実。
◎"勉強する人" と "勉強しない人" は二極化していく
流れの早い今の時代
"勉強する人" と "勉強しない人" はどんどん二極化していきそうです。
確かに、私個人の経験から振り返ってみると、
今勤めているスタートアップ企業で働いている人たちは、みんな成長意欲が高く、プライベートの時間でもみんな自己研鑽の時間をとっています。
しかし、以前勤めていた地方銀行の人たちは昇進のために試験前に少し資格勉強をする程度でした。
前向きな理由から進んで自己研鑽の時間をとっている人は皆無です。
金融知識をはじめとする専門性が必要とされる金融機関の職員ですら、この状態であれば、日本人の大多数が勉強していないという事実にも納得できます。
そして、そういった人たちも会社や仕事に満足しているわけでもない。
そんな印象でした。
そして、自己研鑽に時間を投資している人たちの方がイキイキ幸せそうに人生を歩んでいるように見えます。
■ちょっとだけでも勉強しよう
だから今からちょっとずつでもいいので勉強しましょう、ということです。
人は成長実感を得て、毎日少しでも前に進んでいる感覚がある方が幸せに生きられると考えています。
成長実感が幸福感と相関関係が見られるという調査もあります。
前に進んでいる感覚を覚えて毎日過ごせることはこの上ない幸せなことです。
だから何度も言いますが、楽しく生きるために今日からちょっとずつ勉強しましょう。
面白そうな本を毎日手に取るだけでもいいので、ハードルを下げて少しずつ続けていきましょう。
別に読書や資格勉強などでなくても、成長につながりそうなことであれば副業でも、教養ある動画を見るでも、文章を書くでもなんでもいいと思います。