【不登校の扱い方】不登校になる理由から考える子供への接し方
はじめに、不登校とは子供からの意思表示
みなさんは「不登校」についてどのように受け止めているでしょうか？
私から言いたいのは「学校に行きたくない」という怠けや逃げではなく子供自身の意思を最大限の表現する１つの手法であるとここでは考えてほしいです！
不登校になる理由は当人にもわからない。
不登校の子供は学校の「何か」に不満を持ち、それが最大に達したことで不登校という一種の表現運動をしているわけです。
親のみなさまはこの「何か」を取り除けば学校に行ってくれるんじゃないかと考えると思います。ですが、この不登校の原因である「何か」原因を探る行為は絶対にしないでください。なぜかというとこの不満の原因である「何か」は当人もわかっていないからです。それくらい学校に行けない理由は複雑で言語化することが難しいのです。そんな中、親から「なぜ？なぜ？」と問い詰められると子供は徐々に尋問をされているような気分となり、親に対しても敵対心を生んでしまうおそれがあります。そうなってしまうと悩みの吐き場所はどこにもなくなってしまい、引きこもりと結果に陥ることもあります。
学校に行く理由について考えてみる
自分の子供が不登校になった。こんなとき親であるみなさんは学校に行ってほしい！という思いから大きな焦りとなってしまうと思います。
ですが、そもそも学校に行く理由とは何なのでしょうか？
私自身もいくつか考えてみたので参考にしてみてください
人間関係を築く練習のため
知識を学ぶため
社会のルールを学ぶため
挑戦と成功の経験を積むため
ぱっと考えただけでも4つは出てきました！
そして、社会で生きていくためにご自身が考えた学校に行く理由や上記の4つは絶対に必要だと思います。
学校に行くこと事態は社会では必要ない
"学校に行かない"ことによって将来は暗くなってしまうのでしょうか？そんなことはありません、ですが本当に良くないのは"学校で学ぶべきもの"を学ばずに過ごしていくことです。ですが不登校の人は学校にある「何か」を嫌って学校に行くことが出来ません。親であるみなさまには、学校に行くことをゴールに設定するのではなく、社会で生きていくうえで必要な力を手にすることをゴールに設定してほしいのです。
のびのびと成長する場を作ってあげる
学校に行かずとも、いずれ学校で学ぶべきことは学ぶことができます。無理をさせて学校に行かせれば既に心にダメージを負った当人がさらに傷ついてしまうだけでなく、最後の味方であった親ですら信頼できなくなる結果を生みます。不登校とは、子供が心や体のバランスを崩した結果であり、休む必要があるというサインです。親としては、子供の気持ちに寄り添い、「休むことも大切」というメッセージを伝えることが大事です。そして、焦らず、専門家や学校と連携しながら、子供が少しずつ成長できる場所を提供してあげてください！
ここまで読んでいただきありがとうございました！
少しでも不登校の方の悩みが解決に向かえば幸いです！