【美術展2024#18】第27回岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)@川崎市岡本太郎美術館
会期:2024年2月17日(土)〜4月14日(日)
岡本太郎のDNAを現代に甦らせたような熱い作品群。
特に大賞の作品は狂気すら感じるほどの圧を感じた。
個人的には、「遅い」ことに美学を見出し「遅イズム」を提唱する「遅博2024 ー人類の進歩と遅延ー」という作品内の「遅四グランプリ」という一番遅いミニ四駆を決めるレースと、そのレース用に遅チューンを施したミニ四駆群にシビれた。
全体的に自分の世界観に徹底的にのめり込んでいる作品が多かった。
まあ元々そういうコンセプトの賞なのだが。
文脈とか無視して(いや、実際はそんなことはないのだろうが)、ごちゃごちゃ細えことはいいんだよ俺はこれがやりてえんだよとメーターを振り切り、そして徹底的にやり切ってしまった泥くさい熱量が会場中に充満しているのが心地よかった。
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