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社会不安障害

社会不安障害の話。私は小さい頃から結構内気な子でした。
最近HSPって言葉が出来てたりして、音や匂い、人混みなど敏感なので、もしかしてそうなのかな?と思わなくもないです。

ただ、人の思考とか読めないのでどうかな〜という不確定要素はありますね。

小さい頃から内気な上、転勤族だった私はどんどん自分のからにこもっていきました。
小さい頃から人と関わることが苦手で、どうしてなんだろうと思っていました。

人見知りでも同じ所でいれば安定もしただろうに、2年おきに新しい人たちの中に放り込まれた私は完全に人に心を閉ざしてました。

後、仲良くなったらどうせ別れるんだし、辛くなるみたいな変なメンタルになってたりもしました。

そんな訳で、極力心を開かないように過ごしていた幼少期時代。

人と関わらないことで人が何を考えてるのか分からなくなりました。
そうすると、人にどう思われているのかっていう恐怖がでてきました。
そうすると、人に対して嫌われたらいけない、好かれなきゃみたいな考えになりました。

それで、常に笑顔で、嫌われるようなことを言わないように、人を肯定するような態度を取るようになりました。

そしたら、自分って一体本当は何を考えてるんだろう?と思うようになりました。

そりゃそうですよね。相手に合わせてたら自分のイヤもやりたくないもしたくないも全部否定することになるんですから。

自分を見失い、人に好かれなきゃと思うばかりの毎日、人に嫌われたくないという思いは強くなり、人と話すと緊張するようになりました。

人といると緊張するし、自分の意思も何もかも否定してして相手を肯定しなきゃいけなくて、怒っちゃ行けなくて、笑ってなきゃいけなくて、常に笑顔な私・・・。

疲れます。書いてても疲れます。
でも、その時はそうするしかなかったし、他の方法を誰も教えてくれなかった。
私は、私なりに考えて、世間に合わせようと頑張って考えたあげく、そういう態度に出ることになったんです。

笑顔でいても疲れる、人とはぎこちない、本心を話さない私には友達が出来ない。孤独・・・。
孤独が友達でしたね。
でも、私には本があったから。だから乗り越えられたっていうのは大きいと思います。

本も音楽も、絵を描くことも。
創造することが私のメンタルをなんとか保つ術になっていた気がします。

だけど、それでも対人ストレスはどんどんひどくなっていって、偽りの笑顔がどんどんしんどくなっていって・・・。

それで、私は高校の時から心療内科に通うようになりました。

当時はそんなに心療内科に気軽に行ける感じでもなかったけれど、そこで勇気を出して死にたいほど辛いと話しました。

そこで、あなたはそんなにひどくないと言われました。他にももっと酷い人はいる。

え?そうなの?と思いました。
笑顔は貼り付けてたし、先生には私の深刻さがわかっていなかったのかもしれない。

当時、それから死ぬことだけを、どうしたら死ねるだろうと毎日考えていました。

でも、今はその状況からは抜けられています。
高校生という思春期真っ只中の感性というのも自分を絶望に追い込んだ一つだと思います。

あの頃の私は自分が大嫌いでした。
出来ない自分、何も価値がない自分、どうしようもない自分、この世にいる意味のない自分。

今思うと、自分が救われるには、苦しまなくて良くなるにはこの世からいなくなるしかないという強迫観念めいたものに囚われていました。

でも、そこから、インターネットや、本や、情報を取り入れて、気づいたことが沢山ありました。
そこで自分のメンタルも回復して、自分で、自分を癒すことが出来るようになりました。

自分を攻撃してしまうこともあるけどそんな時はその状況を客観的に見れるようになってきました。

かと言って、人と関わるのが苦手なのは相変わらずです。
社会不安障害、なのかもしれません。
正式に診断はされたことないけど、そうなのかな、と思います。
お薬をもらって、SSRIで症状を抑えています。

これからも私は完全に緊張や、対人不安を取ることは出来ないのかもしれません。
でもどんな私も価値がある。どんな自分でもいい。
自分だけは自分の味方になってあげる。

そんなメンタルで乗り越えていけたらいいなと思うのです。

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