腰を立てて座る習慣づけ

腰を立てる=骨盤を立てる、ということですが、この姿勢をとって座るのを持続させることを意識し始めました。

正座をすると、腰を立てた姿勢は自然にできます。しかし、正座をずっとしているのも大変なので、畳の上で座る時など、あぐらをかいて座っている方がほとんどではないでしょうか。そうなると、途端に姿勢が悪くなって、背骨が大きく湾曲した姿勢になりがちです。

姿勢が悪くなると、自分の内臓を圧迫するようにもなります。背筋を伸ばして、かつリラックスした、あぐらをかいたような状態をどうやったら維持できるのか、ネットで検索したりして考えていました。

姿勢維持のために、どこに力を入れていればいいのかがよくわからないでいたのですが、どうも、丹田(下丹田)が良さそうです。丹田の詳しい説明は自分にはできないので、省きますが、骨盤あたりの胴の中にあるもので、筋肉の部位のようなものではなく、あくまでその辺りを意識することで、存在していると自分の中でイメージすることしかできない対象のようです。

どこかの筋肉を鍛えたりするのではなくて、丹田を意識して座っていると、自ずとどんな姿勢でいても骨盤を長時間立てて維持できます。結局は、その意識づけによって、胴回りの姿勢維持に必要な筋肉がしっかりしてきて、背骨が真っ直ぐの状態も楽に続けられることになります。

背骨が湾曲し、内臓が圧迫されて、顎が前に出る悪い姿勢を脱却できました。内臓をフル稼働できるようになれば、消化吸収もスムーズに行われるでしょう。座っている時の姿勢が良くなれば、立った時の姿勢や歩く時の姿勢も良くなるはずです。筋トレや体操、ストレッチもいいですが、まずは綺麗な姿勢で座ることが身も心も「背筋が伸びる」ことになると思うので、続けていきたい習慣ですね。

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