有機JAS認定商品は原材料をよく確認して選ぶ必要が
今月から、有機JAS認定のしょうゆを使い始めている話を先日記事にしたばかりです。
料理を家庭でする際に原材料、特に調味料系にこだわりたいという需要は、大都市ばかりではなく地方にも少しはありまして、自分の住む山陰地方でも、スーパーマーケットなどに行けば、種類は揃っていませんが、しょうゆ・味噌・塩などに普及品と混じってこだわり調味料が置いてあることが当たり前となっています。
さて、しょうゆに絞ってお話を進めていきます。今日は、自分の住む街は雪が降って積もるほどの天候で、とてもお出かけ日和でもなんでもなかったのですが、正午近くになって気になる冷凍食品があったのを思い出して、昼メシに食べたくなったので買い出しに出かけることにしました。
スーパー等をいくつか回っていて、用事のついでにショッピングセンターでこだわり調味料を取り扱っているお店に入って、買うつもりはなかったものの、しょうゆも見てみたところ、有機JAS認定のしょうゆを複数種類見つけることができました。
で、ラベルの原材料表記の欄を見てみたのですが、肝心の大豆や小麦のところに「カナダ産」とか書いてあったので、びっくりしてしまいました。そもそもなんですが、有機JAS認定を受けられる基準というものを自分は知りません。ただ、「国産の(遺伝子組み換えでない)大豆と小麦を使って作られたお醤油を使いたいなぁ」と探していますと、しょうゆやみそでそのようなこだわったものは全て有機JAS認定商品でした。なので、「有機JAS認定商品は、だいたい自然と国産原料を使って作ったものなんだろう」と半分以上思い込んでいました。
ところが、そういうわけではありませんでした。やはり、お役所のお墨付きは過度にあてにしてはならないのだと再認識させられました。まあ、自分の今使っている有機JAS認定のしょうゆは、原材料の大豆も小麦も国産でかつ遺伝子組み換え作物でないと書いてあるので、これを買い続ければ自分の希望通りであって問題はないのですが、しょうゆ以外の有機JAS認定商品を買う際には、有機JAS認定ありきではなくて、例えば商品名に「有機JAS認定」とか謳っているいないにかかわらず、必ず原材料表記やメーカーまたは販売者のウェブサイトを閲覧して自分の希望するような商品なのかを確認しないといけないなと思いました。
個人的には、原材料の主なものでは最低限、国産で有機栽培かつ遺伝子組み換え作物でないことにこだわりたいと思っているので、今後の調味料や食材食品選びでもその辺りを通販サイト・製造者サイトあるいは実店舗でよく確認して買うように気をつけたいと思います。