日記#81 221116「高齢の親と中年の子の断捨離や終活など」
今年になり傘寿を迎えた母。両親が高齢になってきたので、一人暮らしから実家に戻ってきたのが十年くらい前。
その間に父が旅立ち、母は少しずつ体力は落ちてきているものの年齢の割には元気な方だと思っています。
50歳になってから終活を始めようと思い、その前段階の40半ばからプレ終活を始めたのが2年ほど前。私が不要なものを手放しているのを見ていた母が、少しずつ終活らしきものを始めています。
散らかっているわけではないのですが、まだ持ち物がかなりある母。片付けには時間と体力が必要なので、なるべく早く元気なうちにやってほしいと思っていますが、人には片付けるタイミングがあると思うので、勝手に片づけたり口出しするわけにもいきません。
そこで私がまず自分の物をかなり減らす様子を見せ、何となく片付ける方向に誘導したのが功を奏し、少しずつ母なりに物を手放しているようです。
来年か再来年までに何とかしたいと思っているのが居間にある大きなテレビボードです。なにせ私が小さな頃に購入したものなので、昔のブラウン管のテレビを置ける厚み、そしてたくさんの食器などを収納できる高さもあってものすごい圧迫感です。
子供の頃はそういうしっかりとしたつくりの家具に食器とかが並んでいるのがかっこいいと思っていたのですが、今にしてみれば物がたくさんある、隙間が埋まっている事で見たされる、そういう時代だったのかなと思います。
私も中年なので、正直なところ親よりも先に逝く可能性もあります。傘寿過ぎた親だけで大物家具とかを片付けるとか難易度高すぎなので、できればその前に何とかしたいわけです。
また母が介護が必要になった場合、ベッドを置くスペースを確保したいというパターンも想定して、少しずつ動き出している次第です。
自分の断捨離、プレ終活もそうですが、親の終活、介護の可能性も想定してあれこれやっています。こういうお宅って他にもいそうな気がするので、いろいろ情報を収集しつつ、自分も何か進展があれば発信していきたいと思います。