感情のコントロール ７
前回書いた「感情にコントロールされてしまう」という部分をもう少し詳しく見て行きます。
まず、コントロールとか支配というものは、主に三次元的な概念で、次元レイヤーが上がるほど影響は及ばなくなります。
「感情に振り回される」とよく言われるように、感情、特に怒りだの怖れだの不安だのといった所謂ネガティブな感情というのは、自分を（三次元に）縛り付け自由を奪ってしまうもののように感じていると思います。
人前で発表するときに緊張する、というのがわかりやすい例ですが、これは、「失敗したらどうしよう！」という不安や怖れなどの感情により、いつものパフォーマンスが発揮できなくなっている状態です。
僕はビビりだったのでこれもかなり強く、大学時代は口頭試問が大の苦手でした。
緊張で全てを忘れてしまうからです。
ペーパーテストなら時間をかければ思い出せるでしょうが、口頭試問ではそれもできず、ただずっと緊張したまま終わっていました。
不安で眠れない夜を過ごすとかも良くありましたし、逆に楽しみすぎて眠れないということもありました。
このように、感情に振り回されてしまうと、できるはずのことができなくなったり、やるべきではないことをやってしまったりと、自分に失望する結果になりやすいです。
前回、感情は自我だと言いましたが、ではなぜ自我は、こんな自分の損になることをするのか、ですよね。
実は自我は、自我が存続することだけが目的なので、そのためにエネルギー（うまい言い方を思いつかないのでエネルギーということにしておきます）を欲するという性質があります。
スピ系の方ならエナジーバンパイアという言葉を聞いたことがあると思いますが、自我というものはまさにそれで、何が何でもエネルギーを得ようとし、そのために自身のもの他者のもの問わずフォーカス（注目）を得ようとします。
はるか昔に流行った「目立とう精神」というのも、注目を得ることが目的でした。
注目を得る ＝ エネルギーを得る です。
最近増えていますが、多くの場合、正しさを声高に主張するとか、もしくは真逆の行為を声高に主張するというものです。
声高にというところがポイントで、主張している事とは別の裏の意図があります。
自我的なものはそうなってしまうのですが。
前にも書いた様に、エネルギーは意図通りに動きます。
注目（＝フォーカス）は意図ですから、エネルギーはそちらに流れます。
これが自我のコントロール下で行われることのカラクリです。
エネルギーの流れの感覚というのは、それを習っていないために使いこなせていないというだけで、誰にでもあるものですが、頭で考えてしまう方にとってはなかなか難しいもののようです。
実はここにも自我の影があって、こういう感覚を使われると、自我の感情による支配（コントロール）ができなくなるのです。
思考と感覚は同時に存在できない、のと同じく
感情と感覚は同時に存在できない、からです。
つまり、感覚の方へシフトすればするほど、感情に支配されることは少なくなって行きます。
前に「受動思考」のことを書きましたが、感情及びそこから派生する受動思考は相乗効果で大きくなり（ループ状態）、しまいには（我を忘れて）それ以外のものが無くなったかのように感じられるかも知れません。
それが「感情にコントロール」されている状態です。
しかしその中にいても「ふと我に返る」瞬間があると思います。
これは、自我と同化した状態から（一瞬でも）離れたということで、自我（感情）の支配から逃れることができる瞬間です。
ここで、感覚の方にチェンジできればループから抜け出せます。
感情にコントロールされている状態からの脱出です。
ここまでが、「手放す」ための準備ともいえます。
思考から卒業して、感覚～感覚を超えた感覚へ！
軽く明るく楽しく
☆☆☆☆☆
新セッション「Breakaway Stories」開始
Breakaway Storiesは、ストーリーから脱するための個人セッションです。
スピリチュアルで最も大事なことは、ストーリーから離脱すること、そして、離脱し続けることです。
一つのストーリーから離脱しても、それで終わりではありません。
ストーリーから離脱すると、氣付きが起こり、悟った感があります。
しかしそこで留まらずにさらに深いところにあるストーリーに氣付き続けることがとても大事です。
個人セッションというと構えてしまう方も多いと思いますが、友人同士の気軽なおしゃべりぐらいで捉えていただけると良いと思います。
表面的にはおしゃべりですが、ストーリーからの離脱と同時にエネルギーの拡張と、ストーリーから脱するためのスペース創り、クリアリングも行います。
詳しくはこちらを
☆☆☆☆☆
新セッション「Starseed Regenerete」開始
波動調整機器を使った「波動チューン」、エンパス能力をフルに使った「シンクロレゾナンス」そして、多次元的変容を促す「変容の扉」（Transformation Gate）そのすべてを使ったスターシード・ライトワーカーのための「本当の自分」を思い出すセッションです。
詳しくはこちらを
