ソード9「自己批判」という質を正しく使うとどんなメリットが得られるのか?
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占いをしていると気をつけないといけないのが、
「エネルギーと自己を切り分けて考える必要がある」ということ。
例えば、「あなたは怠けた人」という言い方をすると、〝怠けた〟にあたる部分と〝自己〟がくっついてしまっていて、いかにも最初から〝怠けた・人〟でしかないような錯覚を覚えるが、そうではない。
あくまでも現在は〝怠けた〟状態になってしまうようなエネルギーの使い方をしているだけであって、生まれつき〝怠けた〟人間でもなければ、これからもずっと〝怠けた〟人間でもない。
これは星読み界隈の方がいう、「あなたは◯座ですよ」というとそこにしか意識を向けない人が多いが、そうではなく『「◯座」という性質がある』というだけで、自己とイコールではない。という話をするのと同じようなものだと思う。
占いをする人はここを十分に注意して結果の読み取りやアウトプットをする必要があると、私は思っている。
そのことを踏まえて、今日はソードの9「自己批判」について考えてみたい。
まるっきりクリーンで100パーセント白く清く善な人間なんてこの世にはいない。
それは「陰陽」で成り立っているこの宇宙の法則や性質からも言えることで、
この世の全ては存在した瞬間にすでに二極面が内包されている。
だから、いくら表面的には「誠実で良い人」に見えたとしても、その内面には黒い部分も含まれており、当人はその黒い部分を持つことを自分で許しているから、表面的に誠実に振る舞えるのである。
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