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アパレル店員が独学からフリーランスのデザイナーになった話


あいさつ


ますぐです。
記事を読んでいただきありがとうございます。

私は大学時代にアパレルでアルバイトをしており、その後新卒でそのアパレルの会社に入社しました。
2年弱働いた後、家業を手伝ったりしながら独学で勉強し知り合いのツテで業務委託で働き、フリーランスとしてデビューいたしました。
3年弱ほどフリーランスとして働いて2023年4月に事業会社のプロダクトデザイナーとしてジョインいたしました。

なぜデザイナーになったのか?

アパレルではフロアのレイアウトだったりマネキンを作ったりして売上の影響を見るというクリエイティブ寄りな業務を一番楽しんでいました。
黙々作業していき完成したものの影響を見るというのが良かったかとおもいます。

また、もともとPCを触るのが好きで、アパレル時代に知り合いの結婚式の動画、YouTubeの動画を作成したりプレゼントしていて、出来上がったものが自分としてはすごく特別な良いものに見えていて、そこでものづくりに目覚めたような気がします。
小さい頃にLEGOに夢中になっていたのもあるかも。笑

コミュニケーション能力みたいなところは備わっていて(姉と妹に挟まれてるから?笑)、アパレル時代ではメンズの販売員としてトップを取っていましたが、そもそも接客をずっとするというのがかなりストレスだったのです。

そのため、黙々とPCを使って作業するのが自分には嫌じゃ無いのではないか?という消去法でキャリアを作っていこうと思いました。
まずは、やりたく無い事以外の仕事をしようという引き算でやっていきました。
20代の方に参考にして欲しいのが、『やりたい事』が見つかってない方はたくさんいると思います。しかし『やりたい事』を見つけるのってすごく難しいですよね。
なので、ひとまず『やりたく無い事』はあると思うので、それ以外の選択肢を仕事にしても良いのかなと思っていたりします。
僕はそれが徐々に今の仕事が好きってなってきたのでぜひご参考にしていただけると幸いです。


契約ダイジ。

動画編集だったり、ツールが使えてそこそこ成果も出せていたのでそれが知り合いに伝わり、知り合いの会社から誘われ入社しました。
正社員としての雇用かと思っていたら業務委託契約で、『聞いてた話と色々と違う点が多い』となっていましたが、デザイナーとしての実務経験はなかったので一旦やってみようかと思いデザイナーとしてのデビューが結果フリーランスデビューになりました。

逆に言うとこの経験があるからこそ、税金、確定申告、契約、など貪欲に色々と学ぶことができたと思います。
あとは会社の見極め方も。笑

(契約書ダイジホンマに)


フリーランスとしての第一歩目

業務委託の会社では
・コンテンツの動画編集
・コミュニケーションデザイン
・クリエイティブからLPまでの制作、運用
をしていき、ひたすらCPAやコンバージョンを意識したデザインを行なっていたので、そこでWEBマーケティングに強くはなっていけたかなと思います。

そこの会社ではデザイン、マーケティングだったりを学べる人材が1人も居なくて本などの教材を読み込んで成果を出すことが出来ました。かなりしんどかったのを記憶しています。笑
営業の方で1人優秀な方が居たのでその方を巻き込んで進めていきました。
前年2000円台のCPAを6ヶ月平均900円台まで下げ、売り上げも2倍〜2.3倍ほど上げることが出来ました。


M&M DESIGNの立ち上げ

デザイナー、クリエイターとしてデビューしてから数ヶ月経った頃、のちにM&M  DESIGNというチームを組む台湾人のMeiという台湾人女性と出会います。
私自身学生時代に台湾人や中国人の友達と交友していて、中国語が少しできます。笑
久しぶりに再度中国語を勉強しようと思って外国語学習アプリをしはじめて、お互いデザイナーだという事が分かり意気投合し、少しずつデザインを教えてもらったり日本語を教えたりする関係になっていきました。
ある程度デザインの基礎が出来てからはチームを組もうと言うことになり、
Meiは『日本で実績を積みたい。』
私は『案件を取って経験を積みたい。』というお互いの流れから関係がスタートしていきました。
営業〜ディレクション〜請求など、『めんどくさい事は任せて!』というWin-Win(?)な関係でスタートしていきました。

やはり、先輩というか学べる人が近くに居ない環境ってほんとに大変です。
シンプルに、成長するスピードだったりトレンドだったり…

そしてデザインを言語交換をスムーズにできるかどうかも大事です笑
自分のデザインの言語化をあまりしてこなくて苦手なのはこういうところから来てるのかもしれません。

そして、一旦がむしゃらに営業をしていき仕事がある程度取れ始めてから、チームブランディングからを始めていきました。

オモテ
ウラ


悪戦苦闘しながら

チームでは1つの案件をこなしていったり、プロジェクトを2〜3ヶ月ほどジョインしたり。
個人でもさまざまな案件をこなしていきました。

・Webデザイン
・UI/UXデザイン
・グラフィックデザイン
・コミュニケーションデザイン
・MVのアニメーション など

報酬形態も多様な中手探りで案件をFixして経験を積むことができました。
意外と人ってその環境になればどうにかなるもんだとこの時気付き学びました。

フリーランスから事業会社へ

フリーランスを1人でやっていると解像度が上がる度に自分の現在地を痛感するようになり、現状の案件の携わり方だとユーザーの声をダイレクトに反映してサービスをアップデートしていける環境ではなく、自身としてはユーザーセンタードで上流設計の部分から深いデザイン業務がしたいと考えている為転職を決意いたしました。
独学でデザインデビューした時に周りに同じ職能が居ない環境で非常に苦労したのと、このままのスキルではいつか食べれなくなりそうだなと思い、20代独身のうちに挑戦したいなと考え大阪から東京へ移住、事業会社への就職に成功しました。
転職活動では自分なりに解像度を上げて望んでいましたが、現状会社に入ってプロダクトデザイナーになり思うことは『自分のやりたいこと全てできる環境』で良かったと改めて感じています。

終わりに

20代のうちに色々と経験できたのがかなり大きかったなと…
フリーランスの時は、周りにそういう人が居なかったので自分1人で自分の身を守ることしか出来なくて、デザイン、お金、契約、なんか色々とひたすら勉強して学ぶ日々でした。
だからこそ、今プロダクト開発に集中して仕事が出来るのは非常に嬉しいですしもっと成果を出していきたいなと。
今後自分のキャリアがどうなるかは分かりませんが、一つのジョブディスクリプションをベンチマークとして頑張っていこうと思っています。
ご参考になったかは分かりませんが、長い記事を読んでいただきありがとうございます!

ではまた!

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