チームのピンチは、個人が成長するチャンス
明けましておめでとうございます
2021年になって早10日も経ってしまいましたが、改めて、明けましておめでとうございます。
先ほどnoteを開いたら、noteを始めて1年が経ったということでバッジをいただいた。初めて記事を書いたのが2020年8月なので、そこから数えるとまだ半年も経っていないのだけど、細々とでも続けられて良かったなと思う。今年は、できれば週1本、少なくとも月2本は更新していきたいと思うので、引き続き読んでもらえたら嬉しいです^^
さて、2020年は誰にとっても不安や恐怖、迷いという感情がかなりのウエイトを占めた年だったんじゃないかと思う。Bリーグも2019-20シーズンは途中で終了せざるを得なかったし、3~4月頃は特に、先の見えない不安、恐怖を強く感じていた。
ただそんな中で、10月から新シーズンが始まることが発表され、徐々に明るい希望も見えてきた。まだまだ感染者数は増え続け、オールスターは中止という残念なニュースも飛び込んできたけれど、しばらくはコロナウィルスとの戦いは続くのだろう。
長期戦になることを改めて覚悟した2021年の年明けだったが、そんな不安な日々の中でも、Bリーグがあって、宇都宮ブレックスを応援していて本当に良かったなと感じている。直接会場に行くことは難しくても、ライブ配信で試合を見ることができるし、試合以外にも、SNS等を通して選手を見ることができる機会が増えた。何より、バスケットボールという、仕事や家庭とは違った場所においてひとつの楽しみがあることが、自分にとって救いだった。
好調だったブレックスに、訪れたピンチ。
今シーズンのブレックスはというと、開幕から好調な成績を維持している。11月頃にややブレーキがかかったかな、と思うタイミングもあったが、強豪ひしめく東地区で22勝5敗という成績は十分合格点と言っていいのではないだろうか。
そんな中で、ひとつのピンチが訪れた。12/9の富山戦において比江島選手が負傷してしまい、長期に渡って離脱することに。復帰時期は未定とのことだが、大事には至らず不幸中の幸いではあるかもしれない。
それでも、日本代表でもある比江島選手が抜ける穴は大きい。今シーズンこそは優勝、強い想いを持ったチームにおいて、好調だった波が一転、暗雲が立ち込めたように思われた。
そんな中迎えた滋賀戦、そして東京戦。
比江島選手に代わってスターティング5に名を連ねたのはLJ・ピーク選手。このピーク選手が攻守に渡って大活躍したのだ。もともと能力の高い選手だとは思っていたけど、リングへ力強いアタックをしたかと思えば外からも3ポイントシュートを高確率で決め、ディフェンスで相手にかけるプレッシャーも日に日に増していく一方でアリウープやダンクのような派手なプレーで会場を沸かせてくれる。比江島選手とはまた違った特徴を持った、次はどんなプレーを魅せてくれるのかワクワクさせる選手だ。
ここに比江島選手が戻ってきたら、より一層ブレックスのチーム力は上がるだろう。
ピンチをチャンスに変えるために必要なこと
選手の負傷はとても残念だけど、スポーツにおいては避けられないこと。だから、チームとしては途中で離脱してしまう選手がいたとしても、今いる選手で戦っていくしかない。
今回のピーク選手のように、チャンスが回ってきたときに活躍できるかどうかで、チームのピンチをチャンスに変え、チーム全体の成長につなげられるかどうかが決まる。そのために必要なこととは何だろうか。
それは「日頃から、全員で戦う準備をしておく」ことだと思う。言葉にしてしまえば当たり前のことだけど、本当にそれを徹底できているだろうか。
普段の練習において、どれだけ本番の試合を想定した動きができているか。練習のための練習になっていないか。
先発メンバーも控えも同じように、日々の練習に、準備に臨んでいるか。先発と控えの間に、モチベーションやテンションのギャップはないか。
ピーク選手はこれができていたから、そしてブレックスというチームがそういう環境だから、突然のピンチをチャンスに変え、活躍できているんじゃないかと思う。
そして、他にそれができていると思うもう一人の選手が喜多川選手だ。
プレータイムは決して長くはないが、ここぞというところで決めるスリーポイントは本当にさすがとしか言いようがない。
それから何といっても、2020年ベストプレーにも選ばれた、田中大貴選手から奪ったスティールは鳥肌ものだった…!(そして、その後の小さなガッツポーズも素敵だった^^)
1月後半からはまた強豪との試合が待っているので、比江島選手が戻ってくるまで苦しい試合は続くと思う。でも、ブレックスらしく全員バスケで乗り切ってほしい。
しばらくは会場に行くのは難しそうだけど、今年も全力で応援します。
GO!BREX!