おかしな日本語、重ね言葉に注意しましょう
毎日のように、クライアントのステップメールやホームページ作りの文章を添削しています。それぞれ文章に特徴があるので、その人らしさは大切にしています。
ただ、日本語としておかしいところは添削で修正をします。
日本語としておかしいにも色々ありますが、今日はありがちな『重ね言葉』について書きますね。
よくある重ね言葉
重言、重ね言葉、二重表現、重複表現などとも言われています。同じ意味の言葉をダブルで使ってしまうこと。
よくあるのが
『一番最初』
『まず最初に』
使いがちですが(特に話し言葉で)重ね言葉になります。
『一番』と『最』、『まず』と『最』が同じ意味なのです。『頭痛が痛い』や『危険が危ない』みたいなものです(笑)
『一番最初に』ではなく、『一番初めに』
『まず最初に』にではなく、『まず初めに』
に修正すれば重ね言葉になりません。
他にもよくある重ね言葉。
『違和感を感じる』⇒『違和感を持つ』、『違和感を覚える』
『返事を返す』⇒『返事をする』
『あらかじめご予約ください』⇒『ご予約ください』
『お体ご自愛ください』『ご自愛ください』
「いやいや、使ってるわ!」という方も多いかと思います。
『一番最初』や『まず最初に』は普段の会話でも出てしまいますよね。ええ、私もつい出てしまいます。
会話の中で出てしまったものは残らないのでスルーされます。文章として書くと残るし、「んん?」になりますよね。
SNSとホームページやステップメールは役割が違う
SNSやアメブロで若干日本語がおかしくても問題ないかと思います。(あくまでも若干ね)
既に繋がっているフォロワーに向かって
「頭痛が痛くて~」と、わざと面白おかしく書く場合もありますよね。
私のインスタ猫アカウントにアップした動画に
「危険が危ない!」とコメントを入れてくれた人もいます。知り合いだし、私を笑わせようとわざとだとわかりました。
ただ、ホームページやステップメールを見る方は、SNSのフォロワーとは違います。リアルで言えば初対面。
「この人どんな人だろう」と様子を見ている状態の人です。
ホームページやステップメールで日本語を正しく使えていないと、
「この人で大丈夫か」になる可能性もあるのです。
なので、重ね言葉だけではなく、日本語の使い方に注意してくださいね。
日本語が怪しい人はWordに下書きを
こんな記事を書いていますが、私は決して日本語の達人ではありません。おかしな日本語を使っていることもありますよ。
数日前もやらかしました。「承知しました」が「松竹しました」と返信した人です(笑)
私がWordで下書きを提出してもらうのは意味があります。クライアントの添削すると間違えている箇所がよくわかるのです。
Wordに書いて、青の下線が入ったらどこか日本語としておかしいのです。何年も1人につき数万文字の文章を添削しているうちに、間違えがちな日本語も覚えられました。
日本語に自信がない人はWordに下書きをすることをお勧めします!
Wordに下書きをすると青い下線が入ることがあるかもしれません。どこがおかしいのか調べて修正する癖をつけると正しい日本語も覚えられますよ!
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