見出し画像

フェイスブックの仮想通貨で妄想してみた

フェイスブックの仮想通貨「リブラ」とは?

噂されていたフェイスブックの仮想通貨「リブラ」が発表されました。Business Insider Japanも急ぎ翻訳記事を昼に出しました。詳細は記事を読んでいただくとして、

「リブラ」が登場したらどうなるのかを考えてみました。完全な妄想です。

ビザかマスターでリブラを購入

日本でも使えるのかどうか詳細はまだ分かりません。ですが、そもそもフェイスブックはグローバルなプラットフォームなのですから、「日本で使えるのか?」と考えること自体が変なことですね。

スイスに設立された統括団体「リブラ・アソシエーション」にはビザとマスターカードが入っていますから、カード会社が「日本のユーザーはダメ」としたなら話は別ですが、まずはカードでリブラを購入することになるのでしょうか。

購入というか、日本円をドルを介してリブラに替えるということですね。

ユーザー間でリブラをやりとり

フェイスブックも当初は個人間送金を想定していますが、フェイスブック・メッセンジャーを使っている人とはリブラのやりとりができるようになります(なるはずです)。

飲み会の最後に財布を出して、「5000円札だから、お釣りちょうだい」とか、「500円玉くずせる?」とか、細かいやりとりをせずに、「リブラで送るね」というだけで簡単に済むようになりますね。

ちなみに銀行の職場の飲み会って、当然、皆が同じ銀行の口座を持っているので振り込みするそうです。銀行マンには当たり前なのでしょうけど、初めて聞いたときはへぇ〜と感心しました。

オンラインショップの支払いをリブラで

実店舗への導入が進む以前に、オンラインショップでの導入が進みそうです。手数料が銀行やカードよりも間違いなく低くなるでしょうから。

問題は入金管理など、法人使用に耐えられるアプリケーションが登場するかどうか。でも、あっという間にいろいろなアプリが登場しそうですね。「リブラ対応」を打ち出すeコマース・プラットフォームも出てくるでしょう。

アマゾンで使えると大変なことに

リブラのクリティカルなサーバーは自社サーバーだと思いますが、フロントはAWSを使うようです(定かではありません)。つまりアマゾンと無関係なわけではない。

そうなると、いずれはアマゾンが「リブラ対応」となるかもしれません。

ユーザーは、従来のカードでも、リブラでも手間は変わらなさそうですが、アマゾンにとって手数料が安くなり、「リブラなら●%off」となれば、一気に利用は拡大しそうです。

eコマースから実店舗に

そうなると実店舗も無視できなくなるでしょう。コンビニで「リブラ」が使えるようになって、今、還元キャンペーンでしのぎを削っている「●●ペイ」は淘汰されてしまうかも。

ただ「●●ペイ」は大勢の人員を使って営業活動を行っているはず。リブラは、そうしたことはやらないでしょうから、果たしてどうなるか。

個人ユーザーレベルでも「リブラ」が普及すると、いろいろ変化が出てきそうですが、より大きな視点で見れば、企業間取り引きに使用されるようになったらどうなるのか、その場合、従来的な「お金」のやりとりではないので、税金はどうなるのか。そもそも税務署はリブラの流れを捕捉できるのか、などなど、さまざまな問題が出てきそうです。

前日:6月19日(水)の担当記事

■朝

11月に始まる「ディズニー+」。アメリカでは注目が高まっています。日本ではいつ始まるのか。ドコモと組んで「ディズニーデラックス」を展開しているので、日本は現状のまま?

これも面白い記事でした。もうすでに、特定のアーティストやバンドを聞くのではなく、気分に合わせてプレイリストを聞くようになっていると。確かにそうですね。

■午後

朝イチから大急ぎで翻訳しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?