「何を教えてもらえるか、よりも、 誰に関わってもらえるか」
子どもの勉強と学び。
今回は、勘違いされやすいことを書いておきます。
それは、
「何を教えてもらえるか、よりも、
誰に関わってもらえるか、が重要だ」
ということです。
たとえば、一次関数を式で表すと、y=ax+b。これは誰に教えてもらっても必ず同じです。
つまり何を教えてもらえるかは大差ないわけですね。
特に今はかつてと違い、コンテンツだけならいくらでも手に入ります。それだけなら、何でもいいわけです。(コンテンツに違いがありそうに見えるのは、そのように“見せたい”人たちがそのように見せているだけであって、つまり売り手の仕掛けであって、本質的には、y=ax+bはいつも同じです)
しかし、誰に関わってもらうかは、あらゆることを変えてしまいます。
特に、コミュニティーが失われた時代にあって、子どもたちが大人と接する機会が減りすぎてしまっています。
ゆえに、どんな大人と接することができるか、もしくは、できないかは、重要な問題となります。
場合よっては、人生の道を左右しかねない問題ともいえるのですね。
じゃあ、あなたはそれをどこで、誰に、求めますか?と。
だから、現代の子たちにとって、
何を教えてもらえるか?ではなく、
誰に関わってもらえるか?が、
とても重要なことなるのです。
親である私たちは、現代の子育てにおいて、いつもそのことを頭に入れておく必要があるでしょう。
(おわり)
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