【定期テストでお困りの方のために】取っ散らかったテストの今に
【定期テストでお困りの方のために】
中学、定期テストの話。
ここのところ、ずいぶんと「とっ散らかっている」。
とっ散らかるという表現が、一番、適切だと思うのでこれを使う。
これについての詳細はまたあらためて書こうと思うが、今の学力状況を考えると子どもたちが対応するには、ほぼ無理、になってしまった。
この状態では、何をどう勉強すれば、良い点が取れるのか、わからないだろう。
教科を横断的に見渡すことができれば、その酷さがわかるはずだ。
この点で、現在の学校は、最低でも5科目を俯瞰する目に欠けていることがわかる。
子どもたち、ならびに親御さんには、一喜一憂せずに、基礎事項を中心にしたその単元で身につけるものをしっかり学習する、ことに注力してほしい。
大事なのは、自分自身がつけるべき学力を養うことを見失わないことだ。
それにしても、よくもまあ、これだけ「とっ散らかした」ものだ、と思う。
僕には今の定期テストが、教員の「自己満足」にしか見えない。
やりたい放題、というか。
この点については、地域の持てる文化資本の弱さが露呈する。
中身を吟味し、意見できる人の少なさが、公教育の暴走を止められないのだ。
いずれにせよ、親御さんには、現状を見定め、ブレることなく、すべきことに集中してもらいたい。
がっかりしたり、子を責めたり、家庭が壊れることは避けなれば、ね。
あとはまあ、現実的にはどうしようもできないはずなので、うちの教室に来てね、としか言えない。
(おわり)
小中高校生対象
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