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【衝撃告白!高校受験「過去問」は無意味!?8割の受験生が知らない真実】 山口県公立高校入試


高校入試の話。

受験対策といって思いつくのは過去問演習。
過去問演習ばかりやる場所が目につくけど・・・。

いつも話しているけど、今の学力の状況と、問題の作成の状況を見つめると、過去問演習は、今の大半の子にとっては、ほぼ意味がない。

もちろんやっておく必要はあるのだけれど、それはやっておく必要がある、という範囲を超えない。(これについて細かくは書かない)

おそらく、今、過去問をやって練習になる、実力が身につくのは、せいぜい上位2割。

厳密にみるともっと少ないかもしれない。


ということは、
8割の子は、ほとんど無意味なことに時間を注いでいることになる。


だから、多くの子は、力にもならないのに、嫌な思いだけをし続けるという、意味不明な状況に陥るのだ。
現に、なっている。


状況を見定めることをせず、過去問演習をこれが受験対策だと言わんばかりにやり続けるのは、先生の側、仕掛ける側の、バカのひとつ覚え、でしかない。

他に手が考えられないからやっているというレベルなのだ。


一つヒントを書いておくと、
現状の県の高校入試は、検定や資格試験とは大きく異なっているということ。

簡単言えば、英検を受けるから英検の過去問をやる、と同じノリでは、今の高校入試は解けない。

解けないだけならまだしも、実力アップにならないのである。


わかる人がいると嬉しいが。


ちなみに、僕に習っている子たちは、勉強を一緒に長く積み重ねていればいるほど、自分でこのことに気付ける。


この点について、塾は最初から目に入らない。
受験対策というニーズにわかりやすく応えるためには、それが有効かどうかは別にして、誰が見てもやっていることが分かり易い形を取ろうとするからだ。

ガンガン問題解いてたら、親からすれば"ちゃんとやってもらっている気になれる"のだ。

そのニーズを利用する商売なのだから、これは致し方ない。


問題は、あろうことか、塾に倣うような手法で、学校も後追いをすること。

わかる子にとってみれば、やっていることがなんか愚かしい、ということは、まあまあわかる。


話を戻す。



過去問演習だけが受験の対策ではない。

というより、大半の子は力がつかないから、周りがみんなやっているからという安易な理由で、飛びつくのはやめましょうということ。

他人がやっているからいいに違いないという思考停止ではなく、何事も、自分の目で見て自分の頭で考える習慣をつけましょうということを、皆さんには伝えておきたい。

それで、そのことがわからないなら、まずは自分で学びましょうというのがセットだ。


(おわり)

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本田篤嗣(Master Honda)
記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。