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学習のインテンシティを上げよう!

子どもたちの学習における力で、近年、気になっているのは、インテンシティです。

学習におけるインテンシティ。

これが非常に物足りないし、学校で上昇していない。

勘の鋭い?方はお分かりのとおり、これはサッカーでよく用いられる用語ですよね。サッカーフリークの僕としては、サッカーはいろいろなことを教えてくれるので、ちょうど引き合いに出しやすい。


「理解は深さ(深度)、暗記は固さ(硬度)」。

これが、僕の普段求めているところです。

(ここが指導の軸になるので、先生職の方は参考に)


それで、この2つの表現だけで物足りないとずっと思っていて、最近、意識しているのが、学習のインテンシティ(強度)です。

これを含めると、ちょうど学習そのものとテストへ向けて、意識すべきことが見えてくるのです。


近年で言えば、サッカー、僕の好みのプレミアリーグ(英)なんかは、この強度が非常に高い。単に、このチームが強い、というのだと見えにくいものが、プレイのインテンシティに目を向けると、チームやリーグがなぜレベルが高いのかがより明確になるんですね。

学習で言えば、中1問題は、まさにこのインテンシティの問いになるんですね。何せ、地方の公立王国では、小学でインテンシティーを上げるのが非常に難しい。難しいけれど、このことを学校で意識されていないから、中学に上がった途端、テストで非常に苦しむんです。これが中1問題。


特に、学力が全体で低下し、かつ、管理教育(やらされる/指示されたことをこなしておけば良い教育)では、インテンシティーが上げにくい現状があるんですね。


だから、小学の先生はここを特に意識しなければならない。
(これが、最近、僕が小学の学習の重要度が高まっている、と言及している点です)

ただでさえ、難しいのだけれども、小学でやれなければ、ただただ苦しむ子が増えるだけになる。なんとしてもこれを死守したい。


小学、中学で受験のある都市部と地方は、当然、状況が大きく異なります。非受験エリア、地方だからこそ、かなり厄介な課題と言えます。



いずれ動画でも、また記事でも、これについては書いていくことになろうかと思いますが、ひとまず、ここで。


もちろん、その前段階の、理解(思考含む)が弱いところにまずは取り組む必要があるので、ただ、ひたすら、命令して矯正して勉強をやらせるというのでは、太刀打ちのできることではありませんから、その点は注意が必要です。(多くの場所で、そうした軽率なやり方になっているので)


ということで今回はここまで。

また書いていくことになろうかと思います。


(おわり/FB投稿より)



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本田篤嗣(Master Honda)
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