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場が持つ力とその影響力/教師が見つめるべきこと

場が持つ力とその影響力に、もっと教育現場は真剣に向き合った方が良い。

学校が作り出す雰囲気が、子どもたちをどのような心理状況に置いているのか、そのことに気を払う必要がある。


管理、強制、統制、
もう少し言えば、
(学校の考える)正しいこと、(学校が守るべきだと考える)ルールや規律、そうしたものばかりで満たされた場が、
子どもたちの心理にどのような影響を与えるのか。

どういう大人が、どのように振る舞い、どのような言葉を発するのか。

それら全てが、場を作り上げている。


その影響力がどれほど大きいのか、考えることがないまま、
忙しいだとか、クレームが多いだとか、子どもが言うことを聞かないだとか、言い訳をするばかりになっていてはならない。

それらとはそもそも問題が異なるのだ。

忙しかろうが、手間や時間がかかろうが、どのような場になっているのか、場を作り出している自分たちの言動を考え続けなければならない。



今、教育現場で与えられる不条理さや無用なストレスは、場をどのようなものにしているのか。

間違いなくその場の力は、子どもたちの脳に影響を与え続けるのだ。

教育現場こそ、場が持つ力とその影響力に、真剣に向き合った方が良い。


(おわり)


まなラボスクール(小中高)



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本田篤嗣(Master Honda)
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