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それだけで、もう、十分だと思えること

目の前でがんばる子どもたちを見ていると、
もうこれだけで十分なのだと、
今日だけ、今年だけのことではないのですが、
そう思うのです。

今やれること、すべきことに集中して取り組める。

もしかしたら、勉強の意義なんてまあよくわかっていないかも知れないのだけれども、
さらにはかなりストレスも溜まるし負荷がかかるのでしんどいことばかりだけれども、

それでも今この時に集中できる、努力できる、

もうそれで十分なのだと、 

長く子どもたちを見ていて思うのです。

たかがテスト勉強、入試勉強ではあるけれども、勉学を通じて学べることがある。

それは点数とか通知表とか入試の結果“ごとき”では計れない。

今となっては古びた言葉を使いますが、
集中して、一生懸命、がんばって、必死に、物事に取り組む。

もうそれ自体が学びですし、
もうそれだけでも十分じゃないかと、
僕はいつもそう思うんですよ。

それは、点数ごときでは、やっぱり計れないんです。

尊いものは、本当は何をもっても計れないんじゃないか。

友情は?愛情は?と考えればわかるように、

大事なものほどやっぱり計れない。

がんばって物事にうちこんでいる人の姿は、いつもそのことを教えてくれるように思うんです。


だから僕にとっては、
目の前の子どもたちが、
僕に強制されているわけでもないのに、

一生懸命がんばってくれることだけで、

もう十分なんだと、

やはり思うわけです。


はい。

(おわり)








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