成長も自立も求めない子育て/嘘のような真実/新たな時代へ
(ツイートより/Twitter )
成長も自立も、そこへ向かわない子育てに。一昔前の世代からすると、ほぼ意味不明だ。
今できないから、できるようになるために取り組む。それが成長への道、子育ての道。
なんとこれが通じない親世代が登場し、本格化してきた。
できない、から、やらない。
いよいよの劣化。
@atsushi_h
(おわり)
スクールに通ってくださる親御さんは、教育に一定、意識の高いみなさんでこれは大変ありがたいし有意義なのだが、
地域全体でみたとき、いよいよ、親世代(僕よりもう少し下の世代に変わってきた)は、大きく劣化し始めたようだ。
不幸なのは子どもたちなのだが、もう流れは止まらない。この1、2年で顕著になってきた。
学びのない大人世代が、学ばない子、成長しない子を育てようとしている。
成長にも自立にもつながっていない子育て。
かつては想像できなかったことだ。
できないから、できるように取り組む、練習する。
もちろん、大人が、子を、時間の流れを許容しながら、それを見守っていく必要がある。
そして、それがいずれ、子どもたちの成長や自立につながっていく。
それを見失い、即時的に今できなければならない、今この瞬間に結果を出したい、なによりその思考と行動は、等価交換、取引、消費行動によって形作られでしまっている。
学べない大人と学びない子ども。
たとえば、学習指導のプロの僕がアドバイスをしても、当然それを聞き入れることもないのだろう。学ばない、学ばない、ということはそういうことだ。
特にシビアなのは、高卒の町、大卒割合が全国のワースト地域であること、農村部ではなく二次産業により都市化していること、しかし大都市ではないこと、これらの要素がまちを劣化させていく。
ここで起こることが、全国的な地方の、最先端の姿を指し示すことになるだろう。
嘘のようなほんとの話。
成長も自立も望まない子育て世代がやってきたのだ。
(おわり)