学校の現在地/1-英語学習の問題/2-学習全般の問題/【3-人の成長】
先の記事の続き。
今回は、その3です。
学校の現在地【その3-人の成長】
英語は混乱しかしないので学べない、勉強はできなくなるやり方なのでできなくなる、ということが見えてきたのですが、じゃあ、あとは公教育(学校)に何が残されているかと考えると、人間性、人間的成長、自律と成熟、になるはずです。
もともと僕ら日本人は、学習・勉学だけでななく、人間的な成長というのを、公教育に求めてきました。
それこそ、「勉強が大してできなくても、それだけじゃない。学校で学ベることはもっと他にもあるよね」というのを割と声高に叫んできた民族であったはずです。
特に、欧米と比較して宗教・信仰の力が弱い分、道徳観や倫理観というものを、学校に期待してきたはずです。
さて、では現状、学校における子どもたちの、人間性、人としての成長は、どうなっているでしょうか。
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割とハテナ、な感じになっているのではないでしょうか。
子育て世代の皆様には、この点は語らずとも、すでに感じられているところが多いかもしれません。
何だかこれが(辛辣になりすぎるという点で)一番書きづらいので、しかるべき機会に恵まれたら、書こうかなと思います。
論点は、3点。
1・個人としての人間的成長
2・共同体(地域など割と小さい単位)の一員としての成長
3・民主主義下の国民、市民としての人のあり方
1は、シンプルに、あなたという人がどうあるか。そしてどう豊かさを手に入れるか、そのあり方について。
2は、地域などの共同体、小さい単位での仲間たちの中での振る舞い、絆、仲間意識。
3は、市民教育。
これらを考えるとき、まあ色々と、ハテナな状況に、なっていると感じています。
それにしても書きにくい。
ではこれは、しかるべき時に、しかるべき機会に。
(おわり)
さらに、次回、【その4-先生の暴走】に続く。
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