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生み出す側、消費するだけの側

子どもたちはよくがんばってくれている。
これが僕の日常的な風景。

この先、子どもたちが選択することになるのは、生み出す側にまわるのか、消費するだけの側にまわるのか、ということ。

簡単に言えば、消費するだけなら誰でもできるし、今の無料コンテンツの充実を考えれば、それだけでも一定の満足度を得られるかもしれない。


安易なこと、表面的なことは、いつも簡単なのだ。


あらためて、自らの意思と選択、そこにある思考と論理、自分自身の特性、資質と向き合うことの大切さ、を思う。


ひたすら“やらされる”ことになれ、“管理される”ことになれ、昔でいう飼い慣らされる、というようなことを、当たり前のことのように疑いなく受け入れ、自分の人生を誰かに引き渡す。


教育のありようも今、問われているところだ。



生み出す側に回るのは、ごくわずかな層になるのだろう。

僕らの作るこの場所では、
自分の人生を自分の頭で考え、自分の足で歩いていく子たちを、支え続けたい。


(おわり)




記事を気に入っていただけると幸いです。NPOまなびデザンラボの活動の支援に活用させていただきます。不登校および発達障害支援、学習支援など、教育を通じたまちづくりを行っています。