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文化、法、社会、ファッションとデザイン、 国際関係

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空気の読めなさと自分勝手な正義感、そしておせっかい

空気の読めなさと自分勝手な正義感、そしておせっかい

浦和駅にはアトレ北口という改札があって、まあ中央線の駅にあるnonowa口のようなもの。
片側1レーンなので朝の混雑時は外に出る人の待ち列が長くなって駅の中の人の往来を邪魔してしまう。
しかし、そこが日本人の素晴らしさで、いつのまにか列が長くなりすぎないよう、列が異なる二方向に伸びて改札の前で一本に合流するようになった。
これにより降りてくる階段によっては列に並ぶのも楽になった。
日本人ってすごい

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定義が曖昧

定義が曖昧

自治体が独自の方針のもとシティプロモーションをすることにより、特長ある地域が創出されます。シティプロモーションは彩りあざやかな地域にしていくことが求められます。

関東学院大学教授・社会情報大学院大学特任教授 牧瀬 稔

まあいいんだけど、定義が曖昧なので、いつになっても耳慣れないままの"シティプロモーション""シティセールス"という言葉を消し去りたい。
他の日本語で表現できるし、そもそもプロモー

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法学徒が法の世界から下界に落ちた様

法学徒が法の世界から下界に落ちた様

法学部を卒業していながら、条文にある単語の一つ一つに自らの身を拘束され、条文に傅き、自らの狭隘な解釈に必死にしがみつくだけで、法の立法趣旨や正義について思いを馳せることの無い態度というものは、あまりに悲しすぎる。
法学徒が法の世界から下界に落ちた様はあまりに醜く見ていられない。
そこにあるのは堕天使そのものだ。

田舎の人

田舎の人

chatGPTもたまには良いことを言う。

田舎の人というと、閉鎖的と言われることもあるが、おせっかいと言われることもある。自分が考えるに、閉鎖的とは、調子がよいということでなく、自らの信じるところや社会に対して真摯であるということもあるであろうし、おせっかいということは、逆に他人に優しく開放的であるようにも見える。
とある調査(LIFULL HOME'S総研による調査)によると、田舎の人、青森や

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オリーブラウンジ

オリーブラウンジ

手続きや仕事がほぼオンラインになってしまえば、従来の窓口や会議室のスペースはほぼカフェとシェアスペースに置き換わり、隅に多少の来客相談スペースがあるだけになる。
対応人員も随分減るだろう。
さいたま市の新しい本庁舎計画や区役所の将来像は、こういうことを計算に---入れていない---だろうなあ。(^◇^;)
※SMBCオリーブラウンジ

翔んで埼玉

翔んで埼玉

映画の”翔んで埼玉”が一作目と二作目、それなりにヒットして、それを見て今思うのは、

東京圏の郊外エリアに生きながら、その地域の文化が、都心(23区)の文化と乖離する地域に住んでいる人々の苦しみだね。

それなりに経済的に住めるところに住んで、学業や仕事、子育て等に真摯に取り組んでいるのに、いや、いるからこそ生活感にどっぷり漬かりながら命を削っている人たちの苦しみだよね。

これはサバーブ・ペイン

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東京

東京

東京っていうか、いわゆる都市圏としての東京ではなくて、東京のほんの中心地。

23区の中でも”街場”の部分って、地方から出てきた人が、人生や社会に多少無責任に、よく言えば"はちきれて"活動している街っていうイメージがあるよね。

個々が地方から出てくると何のしがらみも無いし、過去も容易に捨てられるし、はちきれやすいんだと思うよね。

で、ほんとうのこの辺の地元出身の人は、しがらみは抱えたままで、地

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六本木

六本木

六本木ってどうなの?
遠いよね。
行きにくい。
防衛庁のところもテレビ朝日のところも
少し前は夜は真っ暗で人が歩くところじゃなかったしね。
そんなひと気のないイメージがまだ頭にこびりついちゃってる。
なんかJRのターミナル駅があるところと比べると寂しいところだったからね。
町はずれの辺境のイメージ。
辺境だからぞくぞくする危険がそこにあったりするんだけれどね。

サバーブ•ペイン•プロブレム

サバーブ•ペイン•プロブレム

映画の”翔んで埼玉”が一作目と二作目、それなりにヒットして、それを見て今思うのは、

東京圏の郊外エリアに生きながら、その地域の文化が、都心(23区)の文化と乖離する地域に住んでいる人々の苦しみだね。

それなりに経済的に住めるところに住んで、学業や仕事、子育て等に真摯に取り組んでいるのに、いや、いるからこそ生活感にどっぷり漬かりながら命を削っている人たちの苦しみだよね。

これはサバーブ・ペイン

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浦和

浦和

平山が平山たる禅的な生活を送るためには、それでも舞台装置が必要だ。
職場の利他的な静かな仕事もそうだが、それは昭和な古いアパート、毎朝の神社の掃除の音、地下の安げな一杯飲み屋、古本屋、神社の木漏れ日、ママさんのいる小さなスナック、素朴な銭湯。
浦和はそういう舞台装置を排除してきた。
古い歴史を感じるものは全て壊してしまった。
建物は取り壊してどんどん新しくしてしまい、街はそれらの舞台装置を排除しつ

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様々な言説の中で

様々な言説の中で

世間に散らばる様々な言説の中で、何が真実で、何が嘘であるのかを見極めるのは極めて難しい。自分でどうにか一次情報を取りに行かなければいけないが、なかなかそんなことに時間を費やしているうちに、マスメディアの上も、ネットの上も、真実らしかなる、まことしやかな声高の言説で満ちてくる。その、ただ人々の興味を惹きそうな風体の、誰かの何らかの意図を持った大きな声が大衆の心に響いてしまうならば、民主制度、選挙制度

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大阪弁護士会

大阪弁護士会

大阪弁護士会、分かりやすい。
兵庫県のような事象が起こった時、法に即して誰がどのように法を適切に運用するのかということこそ大事。
そしてその適切な運用を怠った時、どのような規定をもってそれを許すことなく強制できるのか、そこが法に期待される正義の程度を見極めるのに大事。

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公務員が公益通報を行うことは、国家公務員法や地方公務員法に定める守秘義務に反しませんか

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西野さん

西野さん

年末のFIFAクラブワールドカップでのManchester City との対戦。あのような舞台で戦い続けるチーム(クラブ)でありたいと強く思った。同時に、その現状とのギャップの埋め方がイメージ出来なかった。(西野 努)

ギャップの埋め方はこれでしょ。
田嶋さんに浦和に戻ってもらって、幼い選手たちを育てましょう。

町田

町田

サッカーを含めて社会には正義の観念が必要だ。ヒールやずる賢さの存在が許されるのは物語の中だけだ。
町田の行為を見て何のわだかまりも感じないなら自分の正義感の欠如を疑った方がいい。
審判やリーグ、協会が町田に対して采配を振るえないなら日本のサッカーが終わるほどの案件だと思う。
フェアプレイを唱えるのは口先だけか。
現実社会では、悪に与する者は許してはいけない。
こんなことだから世の中にハラスメントや

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