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セルフリーディングはブレストの最強ツールである

カードリーダーのひとくみこです。
みなさんは、占いと不思議な距離感でお付き合いをしていると思います。
エンターテイメントとしての占い、儀式めいた占い、神秘的な占い、超越的な占い、なにか宗教がかったような恐ろしいもの。
占いの胡散臭さではないでしょうか。

しかしながら、占いに興味のある人は多いですし、タロットを読めるようになりたい人も多いです。
YouTubeには、多くの素敵な占い師さんが活躍されていますよね。
占いサイトも数多くあります。
片思いの相手の気持を知りたくて、スマホでタロットの無料ワンオラクルを引いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

なんとなく不安になると占いに頼りたくなってしまう。
これは占いの包容力の深さだと思います。
タロットやカードリーディングを始めたい方は、ぜひ、始めていただきたいと思います。

例えば、身体やメンタルに疾患を抱えている方の場合、もちろんきちんとした医療にかかり、治療上のレールに乗って回復していただくのは、正しいことです。疾患に対しては、きちんと医療にかかってください。

しかしながら、そこには理論や方法論といったレールが敷かれています。

占いには、そのレールはありません。

正確に言えば、命術(占星術や四柱推命など、生年月日で運命をみるものです)の場合は、占い上のレールはあります。
しかし、私が得意とする卜術(カード占いなど)は、偶発性で起きる占いなので、レールはありません。
もちろん、カードには意味がありますから、それらの意味を解くことは大切です。
タロットカードをはじめとしたカードリーディングは、レールを自分で探っていくブレストそのものです。
スリーカードという3枚のカードを引いて占うスプレッドがあります。
同じ配列で出ることはほぼありませんので、その日の体調や気分で、読めるメッセージは変わります。
カードリーディングでは、問いを明確に立てることが1番重要です。
これが、ブレストに向いている最強ツールである所以です。

ビジネス、家族、恋愛、人間関係、ありとあらゆる事象に対し、今抱えている不安事について、問いかけ、展開されたカードから受け取るインスピレーションそのものは、自分の意識の範疇を超えた回答を出してきます。

これらは、他者がいなくてもできるブレストであり、自己対話としての依代(よりしろ)としても有効です。
カードを手元にお持ちの方、ぜひ、意味が分からなくても、カードから感じるイメージを言語化してみてください。それを、走り書きで良いので、書き記していってください。
不思議と、心が落ち着いていきます。

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