読んだ本「鹿の王」「はじめる習慣」「キレイはこれでつくれます」「ファットアダプト食事法」「一冊でわかる中国史」
最近また読書熱がわいてきて、ひたすら漫画も本も読みまくっているのでそろそろアウトプットをしていこうと思います。
46.鹿の王(1〜4+水底の橋)
上橋菜穂子さんのファンタジー小説。
この方の本は読みやすくて、情景が浮かびやすくて、スルスルと読めてしまう。
守り人シリーズで昔ドハマリして読んだな、と思い出して借りてみたら、案の定文庫版を4冊一気読みしてしまった。
スピンオフ版の「水底の橋」は、ちょっと間を空けてから1冊読み切り。
狼に噛まれ病を発症しそれを克服した後不思議な力を持つようになったヴァンと小さな女の子ユナのお話。
最初は逃亡者としての追いつ追われつという物語かと思いきや、国や民族、宗教や思想にまで至り、1つの病について解き明かしていく壮大な物語へと。
ただ主人公としては平凡な幸せを望んでいて、小さな村で日々生活をしていくことに喜びを感じつつ望郷の念を捨てきれない、そんなささやかな願いを叶えたいだけなのに、国家レベルの陰謀へと巻き込まれていってしまう。
森の中の自然の風景や、上橋さんならではのあまりに美味しそうな食事シーンなど、読んでいるだけで眼の前に浮かんでくるような描写がやはりとても好きだなと思った。
他にも読んでいないシリーズがありそうなので、またがさっと借りてみようと思う。
47.はじめる習慣
あまり心に残るものはそれほどなかったけど、見開き1ページで「やるといいこと」「なぜか」「どんなふうに行うのか」が完結しているので、とても見やすく頭に入ってきやすい。
心身の健康のために、こういったことをやっていくといいよ、というお話だった。
私の記憶に唯一残ったものとしては、「1日1時間◯◯をやる」。
1時間だけでも特別なことをすると、充実した1日と感じられるよ、ということだった。
私に当てはめた場合なんだろうか、が思いつかなかったけど、「朝の運動」「中国語勉強」「サウナ」「読書」「ただぼーっとする」「昼飲みする」とか、いくつかピックアップしておいて、「今日はこれにしよかな」とかがやりやすいのかも。
48.キレイはこれでつくれます
MEGUMIの美容本第1弾、かな?
かなり昔に図書館予約しておいたものの、冊数は多いがとにかく人気で、おそらく1年くらいかかって借りられたもの。
前に本屋で立ち読みはしていて、ほほーと思い、じっくり読んでみたいなあと予約しておいた。
感想としては「こんなにいろいろやるのか…!」という尊敬。
あと、「私にはおしゃれ心というものが不足している」という反省。
すべてを「取り入れよう!」とはならないけれど、美意識をきちんと持つということが大事なのでは、と思った。
そのあとふといつものワインバーで常連の方とお話していたら、私よりも皆さん年上と思われるけど、きちんと指先の手入れやネイル、かかとの手入れなどボディケアをしている話をしていて、またもや「私に欠けている!」と気付かされた。
髪の毛ボサボサ(美容院予約した)、歯医者長く行ってない、ネイル長い事してない、洋服一切買ってない、アクセサリーつけてない…
もう少し美意識とおしゃれ心を持って、自分で自分を褒められるような状態でありたいなと久々に思い出しました。
いっぺんにじゃなくていいので、一歩一歩やっていこう。
とりあえず太ってしまったので除脂肪します。
49.長友佑都のファットアダプト食事法 カラダを劇的に変える、28日間プログラム
図書館でふと目に止まり読んでみた本。
28日間プログラムとあるけれど、実践的なお話がメインというよりは、「なぜこのやり方を取り入れたのかとその過程」がメインのお話だった。
シェフとドクターと3人で医学的根拠に基づいてメニューを組み立てて、そしてそれを自分の身体を実験台に、最もコンディションがいい状態を作り出していったお話だった。
すべて細かく根拠を示してくれるので、わかりやすく納得感があって読み進められた。
PFCバランスや、糖質制限、小麦類を取らないなどなど、色々な方法や流行りがあるけれど、そのどれでもなくて、一言でいうと「脂質で動く身体にする」なんだけど、そう伝えると糖質制限ね、はいはいと誤解されてしまいがち。
私もすべてをはっきりと覚えているわけではないけれど、糖質はもちろん必要。糖質を含む食材の中に必要な栄養素もある。
ただ、人によって必要量があるのでそれを把握することが大事で、それを越えて取りすぎると、頭がぼーっとしたり眠くなったり。
なので、簡単に言うと、「糖質を控えめ」「脂質とタンパク質は積極的に。ただし質のよいもの」「PFCだけではなく、必要な栄養素や食物繊維などの中身を気にする」という理解になった。
これは割とこれまで学んできたことから乖離してなくて、スッと馴染むことができた。
今までは、脂質0のヨーグルトを選択していたけれど、脂質が少ないことよりも糖質が少ないものや質がよいものを選んだほうがいい、ということがわかった。(糖質は1日75〜180グラムとか目安なのでこの限りじゃないけど、意識としてはこういう感じ)
ということでとりあえず、この考えをベースに目標値を決めて、久々に食べたもののレコーディングをはじめました。
50.1冊でわかる中国史
こちらもふと図書館で目について読んだ本。
これまで断片的にしか中国の歴史を学んだことがなく、きちんと体系的に概要を知りたいな、と思ったので読んでみた。
文明の始まりから現代に至るまで、すごくギュっと凝縮されているのに、非常にわかりやすくまとまっていて、1時間ほどで読み切ってしまった。
時々、知っている地名や人名が出てきたり、中国の地方旅行で博物館で見た内容が出てきたり、漫画キングダムの頃の話が出てきたり、「あーそういうことだったのかー」というのがちょこちょことあって、止まらなくなってしまった。
近代史の知識が薄いのだけれど、それも「なるほどこういう流れでこうなったのか」というおおよそをつかむことができた。
そのあたりの漫画や小説にふれる機会は多かったけれど、その背景への理解があるとより面白いなと思った。
うーん、面白い!もっと歴史や地政学について学んでみたい!
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