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日本の生パスタと意外な組み合わせのアレンジが美味すぎた

食材の旨みをまっすぐに伝える極上のパスタ。

僕の発信や記事を読んでくれていた、まるごと野菜の生パスタ「畑の贈り物」担当者が、声をかけてくれた。お互いの熱量が重なり、一緒に取り組みをさせてもらえることになった。

パスタの国であるイタリアを超える、日本発祥のパスタを味わえる日が来るなんて。しかも、日本人ならではの思いやりから始まる食事の喜びが詰まっている。この喜びはまさに、種のような存在だ。

「パスタと野菜が結合して地球を救う」というハリウッド映画のように聞こえてしまうような、ありそうでなかなかないパスタのコンセプト。イタリア人の僕も思い付かなかったパスタと野菜の活かし方に驚いた。

このパスタ食品に出合った瞬間、「こんなに素晴らしいものに早く出合いたかった」という気持ちに駆られた。まるで運命的な出合いのようで、パスタに呼ばれたような、マッシを待っていたかのような、驚きと感動が入り混じった気持ちだ。初めて口にした瞬間から目が覚めるような新しい体験が広がった。そのパスタの名前は「畑の贈り物」だ。

「畑でパスタ?」と聞いて脳が一瞬フリーズした。

ここで多くの読者は疑問が浮かんできていることだろう。その理由は名前にある。パスタと畑は何の関係があるのかが気になると同時に、食べてみたくなる。実は僕もそうだった。不思議で仕方がなくて調べれば調べるほど、この食品は日本の農家も支えているという事実に気がつく。
なぜかというと、この商品は廃棄されてしまった野菜を活かして作られた生パスタだからだ。これを食べて、イタリアにも出して欲しいと思いながら、美味しくてあっという間に完食してしまったことが何回もあった。

畑の温かさを待ち帰って、自宅で野菜にとって新たな場所を作れる。

イタリア料理店に負けないほど新鮮で美味しくて、様々なアレンジも簡単にできる。冷凍パスタだと思えないほどの食感と味、1日分の不足野菜の栄養を摂取できることなど、魅力がたくさん詰まっている。忙しい毎日の中で、「まるごと野菜の生パスタセット」だったら好みのパスタとソースの組み合わせで、自分にぴったりのメニューを作れる。ソースとパスタと野菜はなぜこんなに合うのかという新発見にもなるだろう。パスタを食べることで、いい体が作られると言っても過言ではない。

体に良いものを手軽に取り入れたいと思いながらも「時間がない」「買い物をする手間をかけられない」などで諦めてしまうことがよくある、この忙しい現代社会。実は僕も、忙しさのせいで食事の時間を削って「とりあえず食べればいい」になってしまったことが何度もある。「畑の贈り物」のパスタは2分茹でるだけで、簡単に作ることができる。栄養バランスが取れるし、ついているソースをそのまま掛けても美味しい。自宅にあるものを加えれて自分好みの味にもできるから、食事の楽しさも増える。忙しい僕たちの最強の味方だ。

今回は「畑の贈り物」という、名前からも引っ張られるような素敵なパスタを使ったアレンジ法を紹介しようと思う。

【アスパラガスとカッテージチーズのパスタ】

アスパラガスとカッテージチーズは意外とパスタに合いすぎて、ついつい作りすぎちゃう。「畑の贈り物」の緑黄色野菜パスタとの相性も抜群だ。このアレンジではカッテージチーズを使用しているけど、よりクリーミーさを感じたければゴルゴンゾーラチーズを使うのもおすすめ。

にんにくを半分に切って芯を取る。オリーブオイルで炒める。

茹でたアスパラガスを加える。アスパラガスがしんなりするまで中火で炒める。
お好みで塩コショウを加えても可。

茹でたパスタを加えて軽く混ぜてからカッテージチーズも加える。

チーズが満遍なく混ざるまで弱火で炒める。

皿に盛り付けてから上に皿にカッテージチーズを乗せて完成。

チーズの塩っぱさとアスパラガス、にんにくの風味が一口ごとに広がって、美味しさが伝わる。野菜で作られたパスタは、食べているうちに野菜の栄養をたっぷり摂れて体にも優しい。食べた後のお腹の重さがないのに、満足感を感じられて最高だ。

【大豆ミートとわさび生昆布のボロネーゼ】

ここで、「わさび」と「昆布」のワードを見て不安になった方がいるだろう。普段はおにぎりなど和食のイメージがある昆布だけど、実はパスタと組み合わせると最高の親友になれる。イタリアにもありそうでない、意外な組み合わせのアレンジだ。今回は「畑の贈り物」のグリーンスムージーパスタと、大豆ミートのボロネーゼのソースを使って作ってみた。

ソースをフライパンに開けて中火で炒める。
ソースにある程度火が通ったら、お好みの量のわさび生昆布を加える。
後からも足せるから、少なめに入れるのがおすすめ。

炒めている間にお湯を沸かしパスタを茹でる。
混ざったら茹で上がったパスタを加える。

ソースとパスタが絡まるまで弱火で炒める。
皿に盛り付けてわさび生昆布を上に乗せたら完成。

わさび生昆布を選んだ理由は、唐辛子ではない鼻にツンと通る辛さが欲しかったから。塩昆布で代用してもきっと美味しい。
トマトソースと昆布は想像つかないだろうけど、この旨みが本当によく合う。大豆のボロネーゼは、大豆だと思わないくらいの肉感を感じられて、ボリューミーだ。もしこの味を知ってしまったら、パスタに昆布を入れずにはいられないだろう。

イタリアの生パスタだと卵ベースが一般的だけど、ほうれん草やトマトのパスタもある。今回食べたブロッコリーとかぼちゃと2種類のパスタは食べやすさに文句なしだ。イタリアに出しても全く違和感がないと言える自信がある。
パスタだけを食べていると思いきや、実は「ブロッコリーのトップクラスの栄養価」「かぼちゃの免疫や抗酸化ビタミンたっぷり」という、とんでもなく健康的な食生活がいつの間にか始まっているのだ。

気軽に野菜不足や、偏った食生活を改善できる商品がないかと、ずっと望んでいた。まさかこの理想が現実になるなんて!「畑の贈り物」のパスタに含まれる栄養素が、心も体も健やかな生活を送るサポートをしてくれるのが、嬉しくてたまらない。
それだけではなく、楽しみながらアレンジができて、その時に食べたい味を考えてすぐ作れる。毎食で特別感を感じられると、「食べること」から今まで感じなかった喜びと贅沢感が現れて、自分の人生にまでいい影響を与えるはずだ。

この感動をみんなにもぜひ体験してみてほしい。

畑の贈り物のパスタは体に優しく食べながら健康的になれる。それだけではなく、食べるだけで食品ロスなどの環境問題改善に取り組めるのだ。少しでも興味がある方は、ぜひ一緒に美味しく優しく食事を楽しもう。

Massi

みなさんからいただいたサポートを、次の出版に向けてより役に立つエッセイを書くために活かしたいと思います。読んでいただくだけで大きな力になるので、いつも感謝しています。