The Queen's Gambit に学ぶ、スポンサーにばかげた声明を出すよう迫られた時の対応
禁断の英語学習帳 3
The Queen's Gambit
Season 1 Episode 7
End Game
BETH I'm a chess player.
WOMAN A Of course you are, my dear. But You're also a Christian.
BETH I'm not sure about that.
(the older women exchange a look)
BETH Look, I have no intention of saying anything like this.
WOMAN A Why not?
BETH Because it's fucking nonsense?
WOMAN B Christian Crusade has already invested a good deal of money. We paid for your last trip to San Francisco.
WOMAN A We were all very proud of you.
WOMAN B And we've already spent a good deal more on your upcoming trip to the Soviet Union.
BETH Okey. Fine. I'll give it all back.
なにも全部返さなくても…💰
1968年、アメリカはベトナム戦争の泥沼化で莫大な戦費負担に苦しみ、ジョンソン大統領が目指した「偉大な社会」の実現は道半ばで挫折を余儀なくされます。(お金がない…)
4月にキング牧師が、6月にはロバート・ケネディ上院議員が暗殺され、大都市では人種暴動が続発。若者らはベトナム反戦を叫び、公民権運動、女性解放運動も高揚します。アメリカ社会が激しく揺れ動いていた時代。
BETH が乗りこんだソ連はといえば、東欧諸国の支配にほころびが見え始め、8月にはついにプラハの春に軍事介入。アメリカに差をつけられていた核戦力の増強にも躍起になっていたので、やっぱりお金に困っていたに違ない。
ただ1962年のキューバ危機で核戦争の悪夢にうなされた米ソ首脳は、これに懲りて米ソホットラインの設置や部分的学実験禁止条約を締結していたので、米ソ冷戦はすこしだけ緊張が緩んでいました。
軍備拡張競争は放っておくと際限なく続き、莫大なお金がかかります。緊張緩和と軍備縮小交渉によって、無駄な支出を減らすことが重要になります。そうしないとすぐにお金が足りなくなります。