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読書日記:いずれ焼かれて骨になる

海外ミステリーが続いていたので久しぶりの時代小説になります📕

永井紗耶子著『木挽町のあだ討ち』(直木賞受賞作品)

知る人ぞ知る高評価の時代ミステリーの佳作は、一人称一人語りの文章が快活で心地良く、第一幕の人情物語の部分だけで星5つの好評価を上げたいくらい😭後半より面白くなるであろうことを既に確信しております👍

『木挽町のあだ討ち』より:

「人を見下す野郎だって、いずれ焼かれて骨になる」

『木挽町のあだ討ち』より:

「御侍様の世は一筋縄では行きますまい。しかし、まずは御身を大切に。腹を満たして笑うこと。それでも割り切れぬ恨みつらみもありましょうが、そいつは仏にお任せするのも、手前どもの処世術というもので」

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